2016年 09月 16日
4度目のTerrassa
小さな街だけど見所満載で、半日では時間が足りない。
いつもの塔。街の真ん中に中世の建築が残っているのはバルセロナと同じ。

チェーン店か、、と思ったけど内装見るのに今度入っても良いかな。
2015年 03月 31日
スペインの花見は辛かった。。。
サクランボの畑があると知って行ってみる事にした。
San Boiまで電車で行く。
その先はあちこちで道行く人たちに尋ねながら。
具体的にどこにその果樹園があるのかは判らず
たぶん行ってみたら遠くに花が見えるんじゃないか、と、適当な感じです。
Ermita de San Ramonmからの眺め。
遠くのベージュ色に見える帯状の場所はプラット空港。
例のドイツLCCはここから離陸した。
乗客たちがこの空を見ていたと思うと切ない気持ちになる。
駅からここまで1時間半ぐらいかかったかな?
正反対の方向に見えたのがサクランボの畑。
満開ではないけど、咲いててよかった!
その向こうがsant climent de llobregatの村。




昔、山形の縫製工場に出張に行ったおり、真っ先にオーナー所有の畑へつれて行かれ
「さあ、どうぞお好きなだけ召し上がって下さい」と、
指差されたのはたわわに実ったサクランボの樹。
あんな体験は二度と無い、帰りには大量のサクランボのお土産。
この畑のサクラを見ながら、実がついた所を想像すると、
収穫祭にも来たいなぁ〜、と思う。
畑までは石がゴロゴロした下り坂。
運がよければあっちの村まで行って、そこからバスに乗って帰ろうか、
と思ってさらに丘を下る。
大きな岩に蛍光ピンクのペンキで丸印や矢印があるので、
なんとなくその方向にいってるんだけど、
その先にあったのは
『ATENCION ESTRAT DE ROQUES TANCAT』
なんだこれ? なにかが閉鎖されていると言う手書のカタルーニャ語の看板。
ESTRATはestrecho(狭い)に似てない?
ROQUESはroca(岩)だよね。

サクラの花見でこんなに運動したのは初めてだ。
だいたい日本ではサクラは人が植えた物で、
山桜以外はほとんどが街にあると言ってもいい。
今頃、中目黒のサクラはものすごいんだろうな。
仕事の行き帰りに咲き始めから〜満開〜花吹雪〜そして終わり。。
まで味わってたんだから。
結局10kmぐらいは歩いたかな。
運動不足の解消と見慣れた景色から離れて頭もリフレッシュ。
相方はショボイ桜だし、疲れたと不服ぶちぶち。
日本にいたっていつも日本を満喫でいるわけじゃないんだし、
ここで楽しめる事を探すのがいいんじゃないか〜
ちなみに今回のチョイ遠出で参考にしたのは、、、
Go and flow/Ruta: Sant Boi de Llobregat - Ermita de Sant Ramon - Colonia Guëll (Baix Llobregat)
2013年 08月 05日
マヨルカへ/MALLORCA vol.5 バルデモサ
『vall de hermosa/美しい渓谷』がそのまま地名になっている
ショパンとジョルジュ・サンドが過ごした場所として有名。

やっぱりものすごい観光地。
もう少しで昼時だっただけど、メイン通りはチェーン展開のレストラン、カフェばかり。
今回はちょっとおいしい物はあきらめて、村を探検する。


どの家も玄関先は植物やドアベル、小さなタイルなどで飾り付けられている。
観光地に住んでいるという自覚と努力が無いとやってられないな。
自治体から援助は有るのだろうかなどと、現実的なことを考えてしまう。
実にそのぐらい完璧に維持しているのだ。





歩いてみたかったけど、
道に迷って昼食を食べそびれると困るので、
適当に野生の感で中心部に戻る事にする。
なんかあるよ。
石段を覗くと、数名の客がなんか食べてる。

ここはとても小さなバルだった。
テーブル席は1つのみ。
他は木陰の階段しか席が無い。


バルセロナの若者が1年前にここ、バルデモサで開店した『QuitaPenas』という店。
生ハム以外はすべて地元の食材を使っている。
ヤギのチーズとアプリコットのジャム、名産ソブレサーダに蜂蜜
チーズにマルメロのジャム、それに黒豚の腸詰め
これで17ユーロ、軽い昼食2人分にはちょうどいい。
これが、ものすごくおいしかったのだ。
人通りの多い所でカフェなんかに入らなくて良かった。


酒の飲めない相方の残したロゼを飲んでちょっといい気分。
秋にはイチジクとハムを出すそうだ。
QuitaPenas Valldemossa
結局、ショパンゆかりの場所や他の名所なんかちっとも見ずにパルマへ戻った。
2013年 08月 01日
マヨルカへ/MALLORCA vol.4 Soller/ソリェールへ
パルマからバスで向かったポルト・デ・ソリェールは
小さな入江の港町で海に突き出た左右に灯台のある岬
まるで映画に出て来そうな条件の町なんだが、、、
海岸通りは土産物屋ばかりで遠目に見るほど良いとは思えない。
だから写真も少ないのです。
少なくても20年前に訪れたかった。

せっかくだから灯台まで行って見るが、真横へは行けず。
でも海はきれい。海へ近寄ったのはこの旅これっきり。

つまんないので次のこのトラムで速攻にSóller/ソリェールに引き返す。
往路はバスで海沿いの道、復路は電車で山の景色。







ポルト・デ・ソリェールからソリェールのトラムと乗り場が同じだと思い込んでいて
危うく最終に乗り遅れるところだった。。。
懐かしいね、紐の網棚。
2013年 07月 28日
マヨルカへ/MALLORCA vol.2 B級グルメ


こういう店って日本では消えかかってる。
昔ながらの紙ラベル、パッケージっていい。
(どこもかしこも現代風にアレンジしちゃってさ)
赤いパラフィンに包まれた腸詰めのような物が
ここマヨルカの名産の一つ「Sobrasada」(ソブレサーダ)
柔らかいチョリソののようなもの。私はこれを食べると「いくら」の味を思い出す。

左が「FRITO MALLORQUIN」(フリート・マヨルキン)レバーなどの煮込み料理。
右はつまみの盛り合わせ。一番下にフリート・マヨルキン、ミードボール、
コロッケ、カリフラワーのフライ、ポテトサラダの山盛り。
どちらも直径13cmぐらいのスペインおなじみの素焼きの容器に入っている。
このジャンクな感じがいい! これにビールと瓶に入った水で10ユーロぐらいだった。
Bar Bosch

アーモンドを生で使用。オルチャータってなんとなく豆乳のような飲み物。
ほのかな甘さが夏の暑さを和らげてくれる。

しばらく日本に帰っていない人はこの味に感動するかもしれない。
なぜこれがバルセロナにないのだ。
ふわっと軽いただの菓子パン。たぶんジャガイモのでんぷんを使用しているんだと思う。
食べたかった「クアルト」は品切れだった。他を探すぞ。
B級グルメ編も次回へ続く
2013年 07月 26日
マヨルカへ/MALLORCA vol.1

人生で初めての地中海の島へ行って来た。
マヨルカ島 バルセロナから飛行機で35分
スペインのLCC vuelingで往復100ユーロ以内。
ドイツ人のハワイと呼ばれているそうだ。
ここへの旅行はみんな「安近長」「長」はもちろん長期。
我々は日本人だし、下見という事で3泊4日

当日は午前9時の到着、とりあえず、カフェで朝食。
(後ろ姿は私ではない)
その後はチェックインまでパルマ市内観光。


刺繍入りのテーブルクロス、ナプキン、小物入れなどを扱う。
こういう店もそのうち姿を消すだろう。



古い建物の表だけ保存して新たな建物を造る。



ちょっとおしゃれなエンサイマーダ屋。
帰りの飛行機ではみんなここの箱を持っていた。
エンサイマーダとはなんぞや、という方は続きをご期待!
2012年 08月 20日
Castelldefels/カステイデフェルス
バルセロナから北のコスタ・ブラバ(Costa Brava)は砂粒が大きくすぐに叩き落とせる。
南はコスタ・ドラダ(Costa Dorada)は関東近郊の砂浜と同じような細かな粒。
私には懐かしい砂の感触がこっちでは嫌う人も多いそうだ。
ちなみにバルセロネッタの砂は建築廃棄物を砕いた物だそうなので、
コスタ・ブラバ、コスタ・ドラダのどちらの砂とも全く違う。

海の別荘は友人姉妹のおばあさんの所有で、
彼女達が子供の頃から遊んだ思い出のある場所。
このアパートを買った当初、おばさんがインテリアコーディネーターをしていたので、
内装はその方がデザインして、以来ほとんど変えていない。

1960年代のインテリアのまま。
壁紙だけは花柄から無地の青に塗り替えられた。
子供の頃見た「私の部屋」「暮らしの手帳」などの海外インテリアの1ページを思い出す

近所のレストランも60年代。

お、セグウェイ・ポリス。

これがこの辺りの名物のtallarina(タヤリーナ)
アサリよりも小粒で細長い。
ニンニクとパセリのシンプルな味付け。
小さくて食べるのが面倒。スペイン人ってなんでこういうチマチマした物が好きなんだろう。



8月のスペインはまったりしている。
老舗のバルや商店はすっかり夏休みで8月末から9月上旬まで休む。
何もかもがゆっくりでどよよ〜ん。
近頃やっとこのムードが好きになってきた。
2012年 08月 01日
RUPIT その3
2012年 07月 24日
RUPIT/レンタカーで小旅行 その2
初の欧州ドライブの緊張をほぐす為に一息入れた後、村の中を散策。




屋根の上の黒ずみは煤のあとだろうか。火事が心配。
電気や電話の配線がなければ昔のまま。




小銭稼ぎにここに来ているとは思えないので、地元の子か、
おばあちゃんの家に夏休みで来ているけど、暇なのでやってみたか。
テラスを飾る花はほとんどが、赤いゼラニウム。
(スペイン語ではPelargonium)
自治体で苗を配布してるのかな。


ガレージの扉はどこの家も木製で同じような鉄の金具がついていた。
トタンなんてありえない。
テレビのパラボラアンテナもまったく視界から消されている。
白川郷もこんな感じなのかな。
この村はレストランやバルが10軒ほどほどあるそうだが、
営業していたのは3軒だけ。
途中ですれ違ったドイツとロシアの団体観光客はその中の1軒で昼食をとっていた。
ある、パン屋の営業時間を見たら、普通とは真逆。
と、言う事は営業しているのは週末だけか。
私たちは平日に行ったので、店の閉まった静かな町を見たわけ。
どうりで展示されているのか、放置されているのか判らないところがあった。
こんな中世の村に観光客がごっちゃりなのもムードが壊れるけど、
商店の営業しているにぎやかな村も見てみたい。
次回に続く
2012年 07月 19日
RUPIT/レンタカーで小旅行
小旅行が目的ではなく、「左ハンドルの車を海外で運転する」のが目的。
場所は近からず遠からず、かと言って知った場所では面白くない。
Rupit ルピット 「ルピッ」と発音
バルセロナから98 km、フランス国境に近い標高822 mの村。

車はSIXTEで、ネットで車を借りるのも初めて。
私は運転免許を持ってい無いので、今年やっとスペインの免許と交換した相方が運転。
彼は20代の時に北米で運転して以来の海外ドライブ。
そして実はかなりの方向音痴。
私はミシュランの紙の地図とグーグルマップで検索したのをプリントアウト。
もちろん、カーナビもオプションで付けた。

だが、久しぶりの左ハンドル、初めての新しい車、初めてのカーナビ、
なにもかもが初めてばかりで、最初の慣れる為に30分は町中をグルグル運転。
途中で、ドアがロックされていないと他のドライバーに指摘されたり、
エンジンが止まったり、かなりのドキドキ。
車窓からの写真がこれ1枚しかないことで
どれだけ緊張感があったか想像できるだろう。
若いときはいかに無鉄砲だったかと、今さら思い知る。




プールの向こうは谷があり川が流れている。
水着もってくれば良かった、絶景だしまるで貸し切り。

相方は雲南省のリフトでずっと目をつぶり、サグラダファミリアで腰を抜かした。
この橋の向こう(撮影はこっち側)がルピッ村の中心。

Rupit城は968年の記録ではもう現存したらしい、
その後、12世紀には城の廻りに村ができたそうだ。
古いふるい中世の村、まるでドラクエの世界。
(私の知ってるのは最初のだけど)
周辺は岩に囲まれており、家の壁はその岩出作られただろう事が想像できる。




窓辺がいちいちかわいい。住民の協力が欠かせないだろう。

この広場に面したカフェでちょっと一息いれた。
後半へつづく・・・・