2008年 10月 01日
<バルセロナの水には味がついている?>
水の質にこだわる事が多い。
バルセロナに来てびっくりした事などがクラスの話題になると
みんなから出る話題はネガティブなことばかり。
「蛇口の水が飲めない!!」
飲めない事はない。
海を渡って決死の覚悟でやってくるアフリカ系の人たちは
やっと水がでても泥水だったりするのだから、
少々塩味のあるバルセロナの水道水でもありがたいと思わなきゃ。
でも、たしかにまずい。もちろんどのぐらいまずいか味見済み。
飲料&炊飯はボトルのお水を使う。
さすがにパスタを茹でるのは蛇口の水。
それよりも、嫌なのは普通に洗濯していると
白い洗濯物がだんだんみすぼらしいグレーに変色してくること。
ミネラルが豊富な硬水だからだ。
それでもバルセロナはスペイン全土でも硬質度は高くないらしい。
しかたないので、コマーシャルで頻繁に宣伝している少々高めの洗剤を使う。
まあ、なんとか効果はありそうだ。(600gで6ユーロ近くもする)
以前は台所洗剤の泡立ちが悪くて、油汚れもきれいにならないと
感じてしたが、最近はそうでもないみたい。
たびたび聞くのはシャンプーの泡立ちが悪いということ。
これは全く感じない。たぶん、日本のシャンプーだと軟水に合わせて
製造されているから、なにか支障があるのかも。
蛇口の水は塩素が含まれているから、肌が荒れるとも聞いた。
水のせいなのか、年齢のせいなのか?どっちだろう。
こちらは何となくそんな気もしたので、水で顔を洗う事をやめた。
オイルでマッサージしてきれいに拭き取る。
1週間に1回ぐらいオリーブオイルの石鹸で洗う。
乾燥肌だからできることだけど。
スペインは水のせいか、肌のせいか、泡で洗う洗顔料は一般的ではない。
クリームでニュルニュルな洗顔料が多い。
最初は「洗った気がしない・・・」だったが
少なくともヨーロッパにおいては、
ニュルニュル洗顔料、またはオイルマッサージ後拭き取りの方が都合が良い。
そんな感じで臨機応変に、郷にいれば郷に従えでやっていると
オリーブの漬け物(?)やアンチョビでお茶漬け食べられるように
なって行くのである。
白いご飯に醤油をかける外人を見て
「信じられない!」なんて思っていたのにね。
とりあえず、バルセロナの水は私に合っているようだ。
写真は小さな広場で午後のひとときを過ごす地元の人々。
向こうの時計は6時ちょっと前、まだ晩ご飯の時間ではないですよ。
夕食は9時ぐらいなので、この時間帯はおやつの前ぐらい。
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