エル・グレコからスペイン・ファッションへ / El GRECO

東京都美術館でエル・グレコ展やってたんですね
エル・グレコ(El Greco、1541年 - 1614年4月7日)
現在のギリシア領クレタ島出身の画家
中学、高校の美術の教科書には必ず登場してた
あの頃は他の画家が使わないような生々しい色が
とても奇妙に思えて、好きなのか嫌いなのかよく判らなかった。
15世紀と言えばスペイン黄金期。
いろんな文化流行はスペインから、という時代。
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なかなか良いお顔立ち メガネをかけたら中央郵便局に勤めてるベニートに似てる
自画像にある衿のフリフリ、スペイン語ではレチュギージャ(植物の名前)と言うのだけど、
これはスペイン発祥のファッション・アイテム
日本人は「天草四郎」や「シャンプーハット」を思い出すので、なんだか笑ってしまうファッションですが。
たぶんあの時代が今までのファッションの歴史のながで
もっとも豪華でグロテスクで悪趣味、奇妙で独創的だったのではないかなと、思う。
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マリア・アナ・デ・アウストリア/María Ana de Austria, 1606年8月18日 - 1646年5月13日)
ベラスケス作
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イサベル・デ・ボルボン(Isabel de Borbón, 1602年11月22日 - 1644年10月6日)

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フランシスコ・デ・ケベード/Francisco de Quevedo (1580年9月14日 - 1645年9月8日)
スペイン文化の黄金時代を代表する作家、詩人
私はメガネの名前で知った
肖像画でかけているような「鼻眼鏡」をスペインではQuevedoと言う。
ケベードが考案したのかどうかは不明。

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映画「1492」でイザベル・カトリカとコロンブスを演じる 
シガニー・ウィーバーと最近ロシア人国籍取得して話題になった
ジェラール・ドバルデュー

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映画「ジャンヌ・ダルク」よりフェイ・ダナウェイ
ヨランド・ダラゴン(Yolande d'Aragon, 1384年8月11日 - 1442年11月14日
(アラゴン王フアン1世の長女)
これもすごかった。

この頃のお金のかかった歴史映画を見ると、ほんと衣装を見るのが楽しい。
日本の民族衣装もそうだが、「スター・ウォーズ」等のSF映画の衣装の大きなヒントになっている。

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なぜこんなに奇妙な服が気にかかるかというと、
たぶん「文明堂」のせい。
子供の頃から見慣れた南蛮ファッションのイラストが脳に刷り込まれてる。
検索しても出てこないのだが、今はカステラのパッケージに南蛮人の絵は描いていないの?
ちょっとがっかり。
当時の日本人が描いた南蛮女性のファッションを見たかったけど、
遠くからわけの判らない国にか弱い女性を連れて行く事はなかったのだろう、
ちょっと調べた限りでは見つからなかった。

文明堂のカステラ〜南蛮人〜エル・グレコ〜首のレチュギージャ〜コロンブス〜イザベル女王
王の広場でやっとバルセロナにつながった

OPUS INCERTUM
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Commented by ネスカフェ at 2015-12-24 22:27 x
とても興味深く拝見しました。
カステラのパッケージ思い出しました(^^)。
この時代の衣装めっちゃ面白いですね。
Commented by patronistaT at 2015-12-25 22:12
こんにちは
やっぱりカステラはこの絵がないとですね!!
by patronistaT | 2013-04-20 03:19 | ファッション | Trackback | Comments(2)