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cassoulet au canardとごぼう/パリ土産

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静物画風に撮影した物は、
先日バルセロナを訪れた友人からのお土産。
前回同様、私からのお願いは
      「ごぼう持って来て」
パリではごぼうが簡単に手に入るそうだ。
バルセロナでは見た事がない。
最近は生のレンコンや山芋もたまに売っている時があるので、
それだけでもかなりうれしいけど、
鳥ご飯にはやはりごぼうは欠かせない。
相方がインプラントを入れる手術をしたばかりで
堅い物を食べる事ができないので、
ごぼうはささがきにして人参などの材料と一緒に煮付け、小分けにして冷凍保存。
これでばら寿司、炊き込みご飯、ひじきの煮付けなどなどに使い回しする。
ごぼうを切ったときの独特の香りが懐かしい。
皮が白くなるまでこすり落としてはいけない。
ごぼうの香りがなくなってしまうから。
そう、先日中国スーパーで切り干し大根発見。
今は切り干し大根すら噛む事ができないので、半分は友人にお裾分け。

それから缶詰は友人の彼からのお土産。
「鴨のカスレ」白インゲンの煮込み料理。
日本にいるときは豆料理なんて、納豆、あんこぐらいでほとんど食べる事がなかったが、
こっちに来てからはかなり摂取量が増えた。
ひよこ豆、エンドウ豆、空豆、レンズ豆豆豆・・・・・。

頂いたお土産を大事に抱えてバルを出ようとすると、
「英語話せるか?」と訛のある英語で尋ねられた。
あまりのスペイン語なまりだったので、かなり調子が狂い、
「スペイン語はなすけど、何ですか?」
「その缶詰はどこで買ったんだ?」
「あ、これ。フランスから来た彼女達にお土産でもらったんんですが。
           あなたはフランス人ですか?」
「おれはスペイン人だけど、それが大好物なんだよ。
 こっちにも同じような物があるけど、フランスのが最高だ!旨いよな〜。」

突然知らない人に缶詰の事で質問されたりするのが、こっちならでは。
この前、私も近くにいた女性のかけていたメガネが素敵だったので、
どこで買ったか話しかけた。だいぶラテン化してきたか。
by patronistaT | 2012-05-12 02:26 | 食べる