2010年 07月 01日
<夏至 6月も終わり 先週を振り返る。>
こちらスペインはまだ6月、でももう夏真っ盛り。
先週の夏至の日はこちらでは祝日になっており、
花火をあげての大騒ぎ。
「Sant Joan」の日だ。
もともといらなくなった家具等を広場で焼いたりしていたそうだが、
危険なので花火に変わったということだろう。
朝から滞在許可の更新にも行かなくてはならず
新市街から旧市街を斜めに縦断。
町には花火の屋台が立ち、みんな行列。
お菓子屋はサン・ジョアンに食べる「コカ」を買う人たちの行列。
時間がなかったのでどちらの行列にも参加せず。
やっと家の近所にさしかかったところ、
地元の少年グループが路地で爆竹をやりだした。
「あんたたち!ここでやっちゃだめなのよ! 決められた場所があるでしょう!!!」と、
窓からおばさんが怒鳴る。
たぶん、特に決められた場所はないと思うのだが、
暗黙の了解があるようだ。「道ではやらない、人には向けない、薄暗くなってから」
こちらで聞く爆竹の音は、建物が石造りで共鳴するので、日本でよりもはるかにうるさい!!
仕事中に何度びっくりしたことか!

写真は旧市街にある市庁舎広場。
明るいけど、この次点でたしか8時過ぎぐらい。
花火に点火用の台のような物が設置されていた。

夜は恒例の友人宅でのパーティ。
メトロの外れで、最上階にあるので市内の花火が一望できる。
たしか昨年は花火の数が少なくて、「不況のせいかなぁ」なんて
言っていたが、今年は景気よくバンバンやっていた気がする。
もういい加減「crisis」って単語にも飽きただろう。
根拠の無い楽天主義も時には必要だと思うよ。
今回のワールド・カップは是非、優勝して欲しい。
がんばれ スペイン!!
そして、日本代表のみんなもおつかれさまでした。
コテンパにやられてもいいからスペインと対戦したかったね。
なぜかポルトガルも含めてイベリア半島とは縁がないようで。
3年くらい前かな?このST JOANの日にあわせてベルセロナに行きました。バルセロナの友人が、この日においで。海辺で花火を見に行くよーといわれたので。
なんか懐かしいです。
実は私、サン・ジョアンの日に一度も浜辺へ行った事無いんです。
いつも写真の友人宅。
ちょっと行ってみたい気もするけど、
ゴミだらけではなかったですか?