さすらいの二人/THE PASSENGER

c0175975_1584615.jpg
「さすらいの二人」
ちょっと古い映画なので見た事ない人も多いだろうな。
1974年 ミケランジェロ・アントニオーニ監督
ジャック・ニコルソン、マリア・シュナイダー
ミケランジェロ・アントニオーニ監督はイタリア人、
マリア・シュナイダーはフランス人
撮影はロンドン、北アフリカ、スペイン。
70年代の映画はやっぱり何かが違う
最初にこの映画を見たのは何年も前。
その時はバルセロナが出てるって気が付いていなかった。

c0175975_22471.jpg
c0175975_222344.jpg
c0175975_224583.jpg
ネットのストーリー紹介にこの建物が教会の中だと書いてあったけど、
これはRavalにあるグエル邸じゃない?
改装前はこんな感じだったような・・・・・。
          かなり遠い記憶。


c0175975_23890.jpg
c0175975_23308.jpg

もちろん世界遺産になる以前のカサミラ。
煤けていてムードがある。
映画では屋上に洗濯物が干してあったり、テラスで夫婦喧嘩が見られたり、
ごく普通のアパートだ。

この他、ランブラスも登場。
「sepu」もチラッと出てくる、懐かしい・・・。
         (カルフールのほぼお向かいで今はナイキ・ショップ)


c0175975_244066.jpg
スポーツカーでバルセロナからどんどん南へ・・・
あんな車、当時のスペインの田舎では目立ちすぎる


特にコレと言ったストーリーもなく、
ただ見知らぬ男女が逃亡するロード・ムービー。
薄暗く、エキセントリックな町バルセロナを経て
白い太陽の光の照りつける南へ・・・。
太陽のスペインと言えば情熱の国が定番だけど、
この映画ではだる〜い感じ。
音楽もほとんどなく、風の音と見つめる様なカメラ。
マリア・シュナイダーがコケティッシュで素敵。
高校生の頃、「夜をさようなら」を見て憧れたな。


「欲望 Blow-up」もちょっと変な感じの映画だったけど、
この監督の映画は2回ぐらい見ると病みつきになるかも。
「さすらいの二人」「欲望 Blow-up」バルセロナの図書館で見つかります。

+++追記+++
今日、グエル邸のそばを通りかかったので何年ぶりにか、中へ入ってみた。
中の人に尋ねてみたところ、やはりジャック・ニコルソンと
マリア・シュナイダーが再会するシーンはこのグエル邸だった。
今はこの映画でしか上の階を見る事ができない。
私が上の階を見たときは、他のガウディの建物の内部とだいぶイメージが違っていて
あんまり好みでない絵画が飾ってあったりして、ちょっと以外だな
と、感じたのを覚えている。
[PR]
トラックバックURL : https://patronista.exblog.jp/tb/11650864
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by donegal at 2009-05-31 10:13
数カットだけでも雰囲気がありますね。
見たら、まさに今逃亡したくなってしまうかも(笑)
ヘタに音楽で盛り上げるのでなくて、風の音とか食器のあたる音とか普通の音たちが聞こえてくる映画のほうが好きですよ。
Commented by patronistaT at 2009-05-31 19:31
こんにちは!
今度ご紹介しますが、ほかにも逃亡してバルセロナにたどり着く映画があるんです。
流れ着きたくなるような場所なんでしょうか?
だから浮浪者が多いのかも。
この映画、絵がきれいなので、
流し見するだけでもいい感じの映画です。
Commented by citron7a at 2009-06-01 20:19 x
ジャック・ニコルソン、若い~。
昨日観た映画(録画)の中のジャック・ニコルソンは恐ろしいほど太ってました~。
これは、とってもシブそうな映画ですね。
バルセロナの街がいろいろ出てくるなら、いずれ見てみたいと思います。
実は私、子供の頃、サントリーのCMでガウディの建築を見て以来、バルセロナは憧れの地なんです。
でも、流れ着きたくなっちゃうんですね。バルセロナ。
Commented by patronistaT at 2009-06-01 21:20
citron7a さん こんにちは
ジャック・ニコルソン 毛がフサフサです。
灼熱のアンダルシアでは暑かったでしょうね。
サントリーのCMは私はもう社会人でしたが、
あの建物がホントにあるとは思っていなかったです。

直行便はないので、パリ経由やロンドン経由で流れ着いてください。
Commented by igu-kun at 2009-06-01 22:16
はじめまして。
先ほどはご訪問頂きありがとう御座います。
バルセロナにお住まいなのですね。
スペインは一度訪れてみたい国、その風景を楽しませて頂いています。
特に下町風情のカテゴリには興味深く拝見しました。
人びとの生活の香りがする街並み、是非歩いてみたいです。
Commented by nas-asa at 2009-06-04 15:14
こんにちわ! 私もアントニオーニ大好きです。欲望は、ロンドンの道をわざと真っ黒に塗って撮影したり、空間のセンスがよくて建築家に人気の監督ですね。モニカ・ヴィッティが好きなので、60年代の作品も大好きです。夜、情事、赤い砂漠、太陽はひとりぼっちなど等。でも、まだ見てない作品もたくさん。
バルセロナの図書館、けっこう古い名作があっていいですよね!
私もよく利用してます。では、また〜!
Commented by patronistaT at 2009-06-06 19:11
igu-kun さん こんにちは
こちらこそありがとうございます。
バルセロナの下町は年々無くなりつつあります。
まだ東京の方が残っている印象がありますね。
古いアパートが観光客向けのアパートホテルになるのは寂しい事です・・・。
Commented by patronistaT at 2009-06-06 19:15
nas-asa さん こんにちは。
「欲望」は最初は?単なるおしゃれ映画??って思ってたんですが、
ラストシーンで以外と奥の深い映画だと気が付きました。
ほんとにこっちの図書館は利用価値が高いです!
今は地域によっては夜中の1時までやっているそうですね。
Commented by mchouette at 2009-06-26 14:09
ちょっとお久しぶりです。
いやぁ、なんか懐かしいな…といいながらほとんど見た記憶だけはあるけれど内容はとなると記憶から飛んでるわ。
鮮明に覚えているものとそうでないものと…作品の良し悪しと別にね。
ジャック・ニコルソンってこの頃はナイーブな青年を演じていた頃ですね。彼もこういう時代があったんだ!(笑)
先日ロック・ミュージカル映画「ジーザス・クライスト・スーパー・スター」NHK・BSで放映していて、懐かしかったわぁ。
70年代の映画ってやっぱりどっか70年代の匂いと個性を感じるわ。
『それでも恋するバルセロナ」私の住んでる大阪でも今週末から公開です。
Commented by patronistaT at 2009-06-26 21:11
mchouette おひさです。
この映画のジャック・ニコルソン いいですよ。
70年代の映画ってところも良いし。
タイムマシンがあれば70年台のバルセロナに行ってみたい!!
『それでも恋するバルセロナ」のレビュー書いてくださいね。
こっちではステレオタイプなスペイン人像がちょっと受け入れられない人も多いみたい。
まあ、それもウディのシニカルな部分なんですが。
一度、日本人をネタに映画作ってもらいたいですね。
by patronistaT | 2009-05-31 02:22 | バルセロナで撮影された映画 | Trackback | Comments(10)