2009年 01月 18日
<日暮れの散歩 バルセロナ ゴシック地区>
午後7時前、スペインではまだ夜ではない、夕方だ。
寒い 寒い。最近は天気はまあまあだけど、空気が冷たい。
衿もとをモヘアのヘアピン・レース編みのショールでグルグル巻にして外へ。
今日は曲がらずにそのまま真っすぐ行ってみよう。
下からの照明で積み上げられた石が浮き上がってきれいだな。
教会の中の照明でステンドグラスがぼんやりと明るく見える。
明るくもなく、真っ暗でもないこの夕方の時間帯が、
ゴシック地区をいっそう謎に感じさせる。
一度でいいから、この教会の裏あたりで、
フワリと消える白い謎の物体でも見てみたいものだ。
ほんとに見えそうな雰囲気があるんだから。
ここはリドリー・スコット監督1992年の映画「1492 コロンブス」に登場する。
シガニー・ウィーバーの イサベル1世がすごく印象的だった。
進むにしたがって音がだんだん近くなる。
フレデリク・マレ博物館の前の広場にて。
街灯の下で電子ピアノの演奏をしている。
寒いのにご苦労さんです。
石に響き渡って、なんとも言えない雰囲気。
そして、また音が背後に消えて行く。
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