<1906年王女のハンカチーフ/ボビンレース>

c0175975_2159272.jpg


バルセロナから少し北上した海沿いの町 ARENYS DE MAR(アレンチ・デ・マル)
レッ・フィ(カタラン語) と言うレース編みで有名。
ここは300年ぐらい前からイギリス人によって伝えられレース編みが盛んになった。
その当時はフランスやベルギーなどへの重要な輸出産物だったそうだ。
たぶん、ベルギーレースに比べて安価だったのでは?
レースはもともと漁師が魚を捕る為の編みから発展した物で
スペイン、ポルトガルなどは沿岸の街にレースで有名な所があるような気がする。
魚取りの編みの修理などで手先が器用だったんだろう。

余談だけど、
アイリッシュセーター等の編み物はもとは男の仕事。
遭難して遺体の損傷がひどく身元が確認ができない場合、
セーターの模様で判断した。
船乗りの入れ墨も同様。
特に船乗りのセーターはオイルドのウール糸で
重くてチクチクするけど、風も通さないし低温の海水から体を守る。
北の海は想像するだけでも、寒そうなのだ・・・。

このARENYS DE MAR(アレンチ・デ・マル)にはレース博物館があり
ベルギー、イギリス、イタリアのなど各地の手作業が展示されている。
イタリアのレースって以外に素朴。
スペイン産の方が繊細でゴージャスだった。

写真は1906年の王女の結婚式の為のハンカチーフ。
周囲のレースの制作途中、ものすごいボビンの量!!
もう、人間の技を超えているものばかり!
このハンカチーフを作った時の、
ピンの穴が無数に開いた型紙やデザイン画も展示されている。
もちろん、この写真はコレクション入り。

手編みのフィレ・レースと機械編みの両方も展示されていて
人も少ないのでじっくり勉強するのに落ち着ける。
小さな博物館です。

この写真はau_petit_bonheurさん
あなたへのクリスマス・プレゼントですよ。


*ARENYS DE MAR アレンチ・デ・マル
バルセロナから電車で1時間以内 海沿いをフランス方面へ行きます
落ち着いた静かな町 時間に余裕がある方は郊外へも是非!!

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村 海外生活ブログ スペイン情報へランキングに参加しています クリックで応援よろしくおねがいします。
[PR]
トラックバックURL : https://patronista.exblog.jp/tb/10377074
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by beibe-k at 2008-12-19 22:22
はじめまして!!べいべです。先日はべいべの北海道美瑛の撮影旅行のアップを見ていただきありがとうございました。
このボビンレースはなにかのテレビでみたことがありますが、王女さまのハンカチをつくるボビンの量ってすごい・・・・みただけでため息がでますね!!
べいべの長くリンクさせて頂いている方でシッチェスの方がいますよ!!今日、バルセロナに行ってこられたそうです。
Commented by yasasin at 2008-12-20 00:02
どうも、バルセロナという街は本当に好きな街のひとつです。
これからじっくりとこちらを拝読させて頂きたいと思います。
Commented by au_petit_bonheur at 2008-12-20 09:30
おはようございます!
すばらしいプレゼントをもらってしまいました!
すごいボビンレースですね。
このボビンの数からして、びっくり。
一体いくつ使われているのでしょうか?
でも、結婚のハンカチが未完成って何故なんでしょう?
作りかけのものって想像力をかき立てられます♪
う〜〜、PatronistaTさんのおかげで、最近スペイン熱が
高まってきました。
行けるようになったら、お勧め博物館リスト、下さいっ!
(失礼!また鼻息が荒くなってしまいました)

Commented by 絢子 at 2008-12-20 18:25 x
こんにちは。私もさっそく遊びに来てしまいました!
バルセロナからそんなに遠く離れてないところに、レースの町があったのですね。
次のバルセロナ旅行では郊外へもあちこち足を伸ばしたいです。
Commented by patronistaT at 2008-12-21 01:36
beibe-k さん こんにちは
そのシッチェスの方はかわいいわんちゃんのお母さんですね。
存じ上げております!もちろんブログだけですが。
今後とも よろしく!
Commented by patronistaT at 2008-12-21 01:37
yasasinさん こんにちは
見てくださりありがとうございます。
私も yasasinさんの記事楽しみにしています!
Commented by patronistaT at 2008-12-21 01:41
au_petit_bonheurさん 喜んでいただけたようでうれしいです!
説明不足でしたが、制作途中の写真で、もちろん献上する為に
最後まで完成されたはずです。こうやってボビンが付いているほうが
制作の大変さが直接伝わってきますね!
写真はハンカチーフの右上の部分1/4です、
まだまだ終わりませんね〜。
博物館自体はそんなに大きな物はないですが、
バルセロナには他にも繊維関連の博物館がいろいろあります。
そういえば、パリの衣装博物館も行った事無いな〜。
Commented by patronistaT at 2008-12-21 01:45
絢子 さん いらっしゃいませ。
世界的には無名かもしれないですが、
バルセロナは繊維関連の産業のさかんな場所でした。
港があるせいで輸送も楽だったのでしょうね。
温暖な気候のため、リネンの栽培はされていなかったようですが、
羊毛をイギリスから仕入れて毛織物の工場もたくさんあったんです。
Commented by donegal at 2008-12-22 07:03
昨日のTV「世界遺産」で内容はフランス・ベルギーの鐘楼だったのですが
ほんの少しボビンレースを編むシーンが出てきました。
どの糸をいつ交差させるってどうして区別できるんでしょう(?_?)
しかも手の動きが早くて。すごい~このことだったのね~と思いました(^^ゞ
Commented by 猫母(=^^=) at 2009-02-20 16:50 x
今頃、ふる~い記事にコメントして、ごめんなさい!
ようやくこのハンカチーフについて、Doilyさんからの宿題を提出しましたので、ご連絡まで。お暇な時に見て下さいネ。
by patronistaT | 2008-12-19 22:00 | アンティーク古道具 | Trackback | Comments(10)