毎日こちらの全国紙新聞EL PAISにざっと目を通す。
けっこう面白いコラムや目を引く写真が多い。
芸術、音楽、文学、ファッション等の文化関連は日本の全国紙よりも充実していると思う。
10 comidas inolvidables de la historia del cine
料理研究家のコラム「映画の中の忘れられない10の食事」
面白い特集だな。
「何がジェーンに起ったか?」(1962年)のランチ
「パルプフィクション」のハンバーグ
「神経衰弱ぎりぎりの女たち」のガスパチョ
「暴力脱獄」のゆで卵  ...と、個性的な映画が並ぶ。
残念だけど他のは見てないの多い。

私の忘れられないメニューはやっぱりあれ。
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日本でいうナポリタン・スパゲティ。ケチャップのスパゲティ。
ニール・サイモンの「グッバイ・ガール」でダンサーを目指す母親と
こまっしゃくれた娘がお金がなくって毎日食事はケチャップのスパゲティ。
スタローンの「ロッキー」でも低所得のイタリア系移民のロッキーの実家で
丸いテーブルの中央にどかっと置かれたスパゲティ。
具がたくさん入って記憶はない。たぶん炭水化物と油脂の固まり。
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 (あ、コンバースのオールスター履いて走ってたんだ、足痛めそう)

こんなしょうもないB級グルメの王者「ナポリタン」
海外にいるとなぜか無性に食べたくなったりする。
日本にいる時は作らなかったんだけどねぇ。

西部劇で野宿する時の晩ご飯に出てくる豆とか肉とか入っていそうな煮込み。
これは「丸大ハム」の厚切りを枝に刺してかぶりついてみたいのに共通する。
野宿っていうのにも憧れた。
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中学生の頃、東京のスーパーでキャンベルの豆の煮込みの缶詰を見つけて
「これに違いない!」と買って食べてはみたが、まずかったという悲しい記憶もある。


極め付きはたぶんこれ。
問題のシーンのYOUTUBE動画があるなんて。
同じような事考えてる人がいるんだ。

アメリカ映画の食事のシーンでおなじみのマッシュ.ポテト。
「未知との遭遇」はSF映画でも一番好きで当時映画館で6回見た。
    (特別編じゃないの、これ以降のスピルバーグはダメなの)
自分で作ってフォークで同じようにつついてみたりした、子供でした。
こっちはジャガイモが安いのでよく作る。
作りながら思い出すのが、皿に盛り付けながら記憶を辿るロイ・ニアリーのこのシーン。

他にもニューヨークやサン・フランシスコが舞台の映画に良く出る、
箱に入ったテイクアウトの焼きそば。
最近はこっちでも見かけるようになった。
食べてみたいけど、食べない。だって子供の頃に見た映画のイメージが壊れるから。
「うまそう〜、一度食べてみたい!」で終わらせておくのでいい。

本当においしそうな料理が出てくる映画も見てるんだけど、
深く印象に残っているのはやっぱり70年代から80年代前半あたりまでの
アメリカ映画のだったりする。
なけなしのお小遣いほとんど映画に使ってた。
私、一度もアメリカに行ったことないので本場の貧乏移民スパゲティも
マッシュ・ポテトも食べた事がない。
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by patronistaT | 2012-02-29 03:50 | 映画 CINE | Trackback | Comments(4)

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1888年と刺繍のあるステッチサンプラー。
ロラさんはいくつの時にこの刺繍をしたのだろう。
学校の課題かもしれないから10代の少女かな。

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LOLA ROIGで検索したらこんなきれいな姉妹の写真。
右端がLOLA。
1920年の物なので刺繍のLOLAとは別人だろう。

1888年、124年も前。
9月30日 - 切り裂きジャックによる殺人が目撃される
  これは震えあがっただろう。
エジゾンは1877年:電話機・蓄音機、1879年:電球を発明。
1888年は家の中に電灯はあったのだろうか?
たぶんまだ普及していないな。
ろうそくやガスランプで明るくしていたんだろう。
雰囲気あるけど、火事になりそう。
手仕事するには薄暗くてイライラするに違いない。
そう思うと、昔の人の集中力には頭がさがる。
または、暗くなったら仕事は明日!だったかも。
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by patronistaT | 2012-02-23 03:49 | アンティーク古道具 | Trackback | Comments(0)

友達の家

先週行った友人宅。
インフルエンザをもらって来た場所ね。
彼は色々事情があり昨年、旧市街からちょっと郊外の友人宅へ身を置き、
その後、晴れて念願の一人暮らしを再開。
古いアパートは古いアパートならではの柄の入ったタイル。
私もこのタイルに憧れているのだけど、なかなかそう言う物件には当たらないのだ。

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  珍しい木製のトランク 住所があるのがうれしい。シャツ屋の物だそうだ。



彼も相当量の古道具を持っていて、この部屋に納まらない物は
たぶんコレクター仲間の家に預けてあるはず。
そのコレクターもそうとうおかしな物を持っているそうだ。
言っておくが二人とも50歳をとっくに超えたオヤジである。

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こちらでは良く見かける葡萄の柄。ちょっとぶつけただけですぐ割れそうな切ないガラスシェード。



彼は特にミニチュアの兵士や劇場を収集している。かなりマニアの多いジャンルで
昔、おもちゃの市でいい大人がその辺りに有る物を
ざらーっとかき集めてまさに「大人買い」をしているのを見てビビった。
その市が行われている広場の廻りにはベンツ、アウディなどの良く手入れされた外車が
たくさん駐車してあり、身なりもこぎれいな男性ばかり集まっていた。
友人はどちらかと言うと「貧乏コレクター」のほうだ。
(ホントに貧乏ではなくて一般に思う車、家、ステイタスとか、そう言う物に興味がない)

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きれいにディスプレイしてうらやましい限り。
これも一人暮らしだからできることかな、と思う。
好きな物を好きな場所に。使いづらくても誰も文句言わない。
我が家なんか仕事優先なので、結構ダメだしする。
しかも「紺屋の白袴」(こうやのしろばかま)
  ちなみにスペイン語では「Casa del herrero, chchara de palo.」


「無駄な物の無い生活」
家で仕事している以上、それは無理なのだ。
ボタンや小さな生地の切れ端が資料、アイデア、思い出のかけら。
私には「無駄な物の無い生活」とは味気ない生活かな。
「こんな物、どうするの?」って物が面白くて、心をくすぐる。
彼の家も「PONGOS」がいっぱいである。
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by patronistaT | 2012-02-21 18:27 | アンティーク古道具 | Trackback | Comments(6)

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先週土曜は古くからの友人の誕生パーティーに参加。
彼は父上の不幸や年老いた親戚の世話などで
人生に疲れてしまいもう何年も誕生日を祝う気になれなかった。
数年ぶりに笑ってその日を迎えられてホッとしたものだった。

月曜は天気もよかったので日頃積もった戸棚の埃を掃除。
あぁ、やけにクシャミがでるな。埃と花粉症の相乗効果か。
と、思っていたら夜中に発熱。
翌日になって本格的に熱は上がる。
水曜日、相方も発熱。
仕方ないので朝一番に近所の診療所へ。
風邪、インフルエンザで病院へ行ったのははじめてだ。
順番待ちをしている患者はそう多くはなかったが、
相方の大げさに感じる咳にちょっとたじろいでいる様子の人もいたように
感じたのは私だけかな。

医者は感じのよい50代ぐらいの男性で、
「完治する薬はないが、現状を和らげる物を出すからね。
水分補給をしっかりとして、食べやすい物を食べるように。
あとはしばらくはベッドのなかで安静に。」とのこと。
わかってはいたんだけどね、でもなにかプロのアドバイスが他にあるかと思ったわけ。
でもね、言葉の問題があるから、病院へ行くのは逆に寿命が縮まるほど緊張する。
こう、判りやすくにこやかに説明してくれると今後の病院訪問に自信がついてくるというものだ。
私たち二人はそれぞれに同じ薬の処方箋をもらい、近所の薬局へ。
同じ薬だから2箱づつ買っても仕方ないので1名分購入。
アセトアミノフェンと痰の切れを良くするアセチルシステインの2箱で
1,30ユーロ。本日、大人1名分の医療費は以上です。
今なら約136円。
公立の病院だと医療費は無料。
相方が尿管結石になった時も、
以前、セビリアに旅行中に失神して救急車で運ばれた時も無料。
(東京で救急車を利用した時に保険証を携帯していなかったので、1万円請求された)
お願いだから、税金払うから医療費有料にしないでください。
死ぬよりガンになる方が怖いなんて考えたくないから。

そして、今日は相方の発汗で大量に出た洗濯物を始末。
まだ、室内待機状態。もう食べる物がほとんど無い。
発熱がこんなに続いたのは子供の頃以来。
参ったな。町中に住んでいてよかった。

さて、今年は冬になる前に予防接種することにしよう。
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by patronistaT | 2012-02-18 00:30 | 日記 | Trackback | Comments(4)

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E.N.C.A.J.E.


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Encajeras de Bolillos


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http://encajeras.wordpress.com


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Con nuestras manos


レースももちろん素敵だが、レースを編む女性達とその生活にとても興味がある。
家族や親類から婚約者が出ると、女性総出で婚礼用のベッドリネンを作る。
そのリネンにはやはり家族のだれかが編んだレースがつけられたのだろう。

古くからスペインはフランス、ベルギーなどの下請けとしても知られている。
ここから海沿いに少し北へ行った街では、19世紀にイギリス人が
ニードルレースを伝授し、それから大きな産業と発達した。
漁業の町で毎日破けた編みを修理していた女性達は、
手先が器用でレース編み作業に適していたのだ。

温暖な気候もレース編みが発達した理由の一つかも知れないと思う。
まず、冬でも手先がかじかむ事がなく作業でき、暖房費も節約できる。

こんな風に想像しながらあれこれと画像検索していると、
膨大な資料を探す事ができるのって、ありがたい。

写真の下のリンクは引用元のサイトです。
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by patronistaT | 2012-02-11 18:26 | ファッション | Trackback | Comments(2)

古い写真や手紙の束の中から昔のブロマイドが出て来た。

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メアリー・ピックフォードとダグラス・フェアバンクス
マドリッドのリッツ・ホテルの庭園にて
メアリー・ピックフォードは元妻だそうだ。
1920年に結婚したのでその頃の写真だろう。
(Mary Pickford、1892年4月8日 - 1979年5月29日)
(Douglas Fairbanks、、1883年5月23日 - 1939年12月12日)


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Evelyn Brent (October 20, 1895– June 4, 1975)
Norma Talmadge(1894年5月26日 - 1957年12月24日)
Mary Philbin (July 16, 1903 – May 7, 1993)
リリアン・ギッシュ(英: Lillian Gish、1893年10月14日 - 1993年2月27日)

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Betty Compson (March 19, 1897 – April 18, 1974)
Mildred Harris (November 29, 1901 – July 20, 1944)
Peggy Hyland(born 11 June 1884 - ??)
Ossi Oswalda (February 2, 1899 – January 1, 1948)


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Wallace Reid (April 15, 1892 – January 18, 1923)
ジョン・ギルバート(John Gilbert, 別名Jack Gilbert1897年7月10日-1936年1月9日)
ハリソン・フォード(Harrison Ford, 1884年3月16日 - 1957年12月2日)
    現存するハリソン・フォードとは無関係な人物
コンラート・ファイト (Conrad Veidt 1893年1月22日 - 1943年4月3日)
     『カリガリ博士』(1919)

サイレント映画のスターたち。
この時代の俳優で知っているのはリリアン・ギッシュぐらい。
でも、映画はみたことない。
飯田蝶子ぐらいしか知らないのだ。
それぞれの名前を画像検索すると、魅惑の眼差しの写真がたくさん。
当時の衣装も興味深い。
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by patronistaT | 2012-02-09 23:32 | アンティーク古道具 | Trackback | Comments(0)

スペイン歯科医初体験

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(この時代に生まれなくてよかった・・・)


1月中旬に相方の前歯が根元から折れた。
ついにその日が来てしまった。
サメのように抜けたら何度でも生えてくれば良いが、失った歯は二度と戻らない。
しかたないので、友人に紹介してもらった歯科専門の保険に加入し、歯科医を探すことにした。
日本でも当たり外れが多い気がする医療関連。
しかも外国で言葉もままならない条件でさらに不安、多いに不安。
考えても仕方ない。もうこうなったら開き直るしか無い。
こっちに来てからいろんな事に開き直ってきたが
これでもまだまだ足りないのか・・・。
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ちなみにスペインは(大不況だが現時点では)医療費は無料。
歯科に関しては抜歯のみ保険が適応して無料だが、治療は全額負担。
だから少しでも安くあげる為に保険に加入した。
でもね、普通、保険って病気の人は加入できないよね。
オフィスへ直接行ったんだけど、歯に関しては全くなにも質問されなかった。
そんなものなんでしょうか。
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まずは面倒でも紹介してもらった歯科医へ直接出向いて予約をとる。
もし、これで対応が悪かったらどうするか考えるわけ。
1週間以内に最初の予約が取れたので、次は初めての歯科医との面談。
もうドキドキ。単語なんて調べて行ったところで判らない物は判らない。
質問して、嫌な顔せずに説明してくれる歯医者じゃないとかかりたくない。
(説明してもらっても100%理解できないけど)
受付、医者共にまあ良い感じ。
歯科医に助手が1名ついて、歯科医の指示通りにデータをパソコンに入力していく。
診療台の上部にモニターが取り付けてあり、
歯の様子が拡大され患者によく見えるようになっていた。

関心したのは見積もりが図解付きですぐに出る事。
私の治療は上あごの奥歯で見えないので、全セラミックよりも
安い物を希望すると、またすぐ新たな見積もりを出してくれる。
私は今までに歯で大きな問題が無かった為、治療に大金を支払ったことがない。
毎回ちまちまとした支払いしか経験がない。
普通の町の歯科医にしかかかったlことがないので比較できないんだけど、
今は日本でもこんな感じなのでしょうか。

それからバルセロナには4台しかないとされる
3D技術で歯を作る機械があるそうだ。
かぶせ物をするとき、最初は型をとって次の治療までは仮歯になるのが今までのやり方だったと思う。
だが、この機械はかぶせる歯を作る部屋とコンピューターで繋がっていて、
その場で立体の歯が数時間で出来上がるんだとか。
もう15年ぐらい前にニュースで見た、「立体のファックス技術が近い将来実用化される」
と言うのを思い出した。まるでSF、すごい。
(私は安い方法を選んだのでこれはやらない)

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(譜面の表紙にこのデザイン?)


歯科医技術は日本よりも進んでいると言われているので、
そこそこ信用はしてるんだけど、やっぱり頭に近い部分の治療は恐怖に感じる。
私は4〜5回、相方はこれから長い治療生活が始まる。
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by patronistaT | 2012-02-05 20:00 | 日記 | Trackback | Comments(4)

ヴィンテージ帽子など

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by patronistaT | 2012-02-04 23:17 | ファッション | Trackback | Comments(2)

古い箱のなかから出て来た包装紙。
こうやってスキャンして保存しておけばよいのだ。
子供の頃に集めた紙類を捨てた事が悔やまれる...。

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「お買い上げありがとうございます
ロドリゲス・菓子店」
バルセロナから南下した郊外の町Reus(レウス)にある(現存です)
残念ながら店の写真が見つからなかった。
Dulce Rodriguez (ロドリゲス・菓子店)
Carrer Rourell, 6,REUS
43204 REUS Tarragona

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黄色は手芸店、今でもこの古いデザインの包装紙を使っている。
「passamaneries」とはカタラン語でブレード、タッセル等の
布、糸でできた装飾付属の事。
刺繍テープ、マラボー、留め具などの単語が見える。
ファスナーと枷取り器のイラストがかわいい。
La Selecta
Rambla de Catalunya,109
08008,Barcelona

ついでに旧市街にある手芸店も。
Merceria Santa Ana
いつも込み込み。
入店すぐに「最後はどなた!」と尋ねる勇気のある方のみ買い物ができる店。
自分で選ぶ事はできないので、店員にしつこく聞く事。
空いている朝一番に行って、ついでに辞書に載っていない裁縫用語も聞いてみる。
物は目の前にあるし。ここでだいぶ度胸がついた。
刺繍モチーフ、ブレード、ボタン、ストッキングなどもあり。
2階もあるが、何があるかは不明。


小さな声しか出ないし、他の客が怖いから番号札がある店がいいという方はここ。
Casa Félix
最近はさっさと必要な材料を買いたいので、ここばかりで買い物。
細かな縫製道具も手に取ってみる事ができる。
なんといっても接着芯の種類はここが豊富。

ついでに生地店も。
Ribes & Casals
C/ Roger de Llúria, 7
08010 Barcelona
Tel. 93 301 23 45
Horario: Lunes a Viernes de 9.15 a 20.00 y Sábados de 10.00 a 20.00
この近所には生地店が多数あり。
日本ではなかなか見つけられない紳士用服地もあるので、わくわくする。
ここも、まごまごすると買えないのだ。
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by patronistaT | 2012-02-01 12:00 | 買い物 | Trackback | Comments(4)