知人の代理を頼まれて会場で行うオークションへ行って来た。
バルセロナには他にもあって、行った事はないけど、SAN CUGATにもあるはず。
頼まれたとき、最初は興味あるけど、ちょっと嫌だな・・・。
以前日本で、古物商の免許を持っており、
ちょっと知られたオークションに行った事がある。
私以外の参加者みんな顔見知りで、少々場違いなムードだった。
仕事で世話になっているアンティーク着物を扱う方も
競り市は暗黙の了解があるから、「一見さん」で入札は難しいと言っていた。
そんなことで、少々緊張気味で入場したのだけど以外に大丈夫。
私、外人だしもっと受け入れられない見えない壁があるかと思ってたんだけど。
さすがに最初の商品あたりは、なんとなく空気が固かったが
読み上げる女性が番号の順番を飛ばしたのを、
お客で指摘したりやり取りしているうちに、だんだん雰囲気も和らいできた。
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たぶん撮影はしないのがルールだと思ったので、バッグの中から隠し撮り。
写っているランプや絵画は全部競りにかける商品。
角でできたランプ、悪趣味で素敵。
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お客はプロ、アマ様々。じっくり観察する。
おもちゃばかり入札する人。
コスチューム・ジュエリー専門。
70代ぐらいのよぼよぼだけどエレガントな女性は
ミンクのコート、ワニ皮バッグ3点セットの2点をを競りおろすと
すぐに退場していった。
途中で休憩がはいり、カバ(cava)や小さなペストリーが出される。
こうして延々と午後9時過ぎまで続いた。
出品商品は1〜1000番以上!!
最初で手順がわからないので、
早口で読み上げる商品名とカタログを遅れないように照らし合わせる。
結果、希望商品6点のうち、1点のみ落札!
疲れたけど、面白かった、いろんな単語も覚えるし。
次回も参加決定!


Born Subastas
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by patronistaT | 2010-06-22 00:49 | アンティーク古道具 | Trackback | Comments(7)

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Gratacós
パセオ・デ・グラシアとディアゴナルの角に高級服地店がある。
ここも入ってみたいが、入れない店の一つ。
子供の頃から生地に囲まれた暮らしをしているが、
自分ではあまり生地屋に行った事がない。
会社にいる時は生地屋が持ってくるから。
こんな高級店は憧れだが、
自分にはこんな良い生地を使って作った服を来て行く機会がない。
お客の依頼でこの店の生地を手にすることぐらい。
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パーティー等の華やかな衣装向けの生地は、
さすがヨーロッパ!バリエーション豊富。
結婚式の参列者の服装を見ても、老若男女、華やかでおめでたい雰囲気たっぷりだし。
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ディスプレイのドレーピング。
これがやった事無い人は、ただシワを寄せてるだけじゃないの、
と思うかもしれないが、難しいし、洋服を作る上での基礎の基礎。
実際、学生だった頃は
「ドレス作りたい訳じゃないのに、なんでこんなこと・・・」
  なんて思っていたが、特にパタンナーを目指す者にとっては
シルエット作り、体型に合わせた補正などの為にとても重要な事だ。
正直言って、自分にはシワで形作る創造性はないみたい。
なんか、あんまりウキウキしないのだ。
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そして、羽。
やっぱり羽は素敵だわぁ。
鳥の胴体から抜き取ったと思うとかわいそうだし、グロテスクではあるが、
それがまた好きな部分。
人間は古代から動植物の体を頂いて栄養にしたり、装飾、創造してきたのだよ。
だから大事にしましょうね。
低価格の1年で捨てる様な服ばっかりではだめよ。
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by patronistaT | 2010-06-19 18:44 | ショーウインドウ | Trackback | Comments(8)

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学校の課題と言っても、私のではないです。
毎年、この時期になるとファッション専門学校の生徒からの仕事が来る。
El delgadobuilのアナとマカレナは
彼女たちの母校で毎週一度の講義を行っているため、
生徒たちから誰か課題を手伝ってくれる人を紹介して欲しいと言われるんだろう。

最初は、あんまり急ぎの仕事はしたくない気分だったから断ったのだけど、
どうしても言う事だったので引き受けた。1週間くれると言う事になったので余裕でできる。

シルク・オーガンディで長袖のブラウス、裾までロングのブラウス、
霧に浮かぶ木立のプリントのシルク・サテンのブラ。
ブラウスは透けてしまうので縫い代を縫製後にカットしないといけないのが面倒。
ブラは本物のブラジャーのように裏にテープを縫い付けてワイヤーを入れる。
表にステッチを入れたくないとの事だったけど、
絶対に不可能だったのでこちらで勝手にうまいことやらせていただいた。
サテンにノーステッチは素敵なのは百も承知なんだけどね。
他に、生徒が途中まで縫った後、どうしても上手くできなかったブラを完成させた。

「学校の卒業課題って他の人に頼むのは普通なの?」
 ってアナに聞いてみたところ、
ややこしい物に関してはやってもらう事は普通らしい。
私が学生の頃は課題について行けない生徒が
私に「バイトしない?」って、2人分ぐらい請け負った事があった。
あまり上手に縫うと先生にバレるので、ちょっと雑に縫ってうまくごまかしてた。
この生徒はそういう怠け者の生徒ではないので、あしからず。

アナとマカレナの母校はESDi (ESCOLA SUPERIOR DE DISSENY)
バルセロナ郊外のSABADELLという町にある。
SABADELLはかつては染織関連で栄えた町で、ここに服飾専門学校があるのもうなづける。
バルセロナの服飾専門学校では良いレベルだと聞いている。


El delgadobuilのサイトが新しくなった。
商品の詳細わかるようになって、サイトでも買い物ができる。
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by patronistaT | 2010-06-18 03:51 | 仕事 | Trackback | Comments(3)

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カテドラル近くの古い蝋燭&仏具店のウインドー。
          (仏具じゃないけど他にしっくりする言葉が・・)
上に下がっている細長い物は細かな細工のされたキャンドル。
下にはロザリオ、聖母のオブジェなどなど。
土産物店ではないので、なんとなく気が引けて中に入る事ができない。
ロザリオや小さなオブジェはまったくカトリックと関係ない私達の方が
単純に神秘的で素敵に感じるんだろう。
カトリックの学校で学んだ友人は恐〜い修道女がトラウマになっているせいか、
「気味が悪い」と嫌がる。初聖体の時にもらう小さな本misalも
なんだか封建的な押し付けがましい道徳の本のように感じるんだろうね。

話変わって・・・
バルセロナで住民が迷惑だ!と思う事の一つに、「観光客の服装」がある。
写真の右は明らかに観光客。
左は下町に住む高価な物は身につけてはいないけどきちんとしたおばさん。
「別にどんなスタイルでもいいじゃない。」だけど、
バルセロナの旧市街は海まで徒歩10分圏内。
天気のいい日は上半身裸に短パン、サンダル、肩にビーチタオル。
砂のついたままレストランや教会!に入ってくる。
以下は私の偏見だけど・・・
 「大きな体を日焼けで真っ赤にして肌もあらわにして歩かないでくれ〜。」
こんなスタイルばっかりだとちょっとうっとうしい。
ほとんど旅のはかき捨て状態。
渋谷のガングロ(もういないでしょ)の方がずいぶんましです。
あれはああいうファッションだから。
日焼けローションの匂いのするサンタ・マリア・デル・マル教会あたり。
ちょっとねぇ・・・、神のご加護が薄れそう。
 たぶん、新市街には海から上がったばっかりの観光客はいないでしょう。
 
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by patronistaT | 2010-06-13 05:35 | 下町風情 | Trackback | Comments(4)

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去年、図書館の雑誌コーナーでみつけたファッション・フォト。
あまりのすばらしさにうっとり・・・・。
素材は何???きっと特殊な織り方の生地だろう。
シルエットのバランスといい、ボリューム感といい、ホレボレなのだ。
ヘアも靴も・・・、参ったな。
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だけど、どこのブランドだか忘れてしまった。
ディオールだっけ?長年、ファッションに足を突っ込んでいるのにも
関わらず、学生の頃からデザイナ−やブランドには疎い。
どこの誰でも好きな物は好きだって言う事かな。
こんな仕事に関わった人、全員に嫉妬してしまう。
                  私にもやらせて〜!

たまにね、「あの時自分に勇気があったらな」とか考えたりするときもある。
昔、スペインがまだファッション未開の地だったころ、
その未開の地で働いてみたいとやって来たんだけど、
本職以外の仕事するんだったら、日本に帰ると言う選択肢を選んだ。
当時、仕事には自信があったけど、なにかが足りなかったんだな。
そういえば、あのときほとんどの友人から
「なんで東京から行くのにスペインなの〜?田舎じゃん!
        普通、パリとかニュー・ヨークとかでしょう。」
                 って言われた〜。ごもっともです。
でも、あれから何年も経って、
縁あってまたこの土地でファッションに関われるなんて
ほんと、ちょっと感動だったりする。
以前の仕事仲間の皆さん、私はなんとかパタンナーやってま〜す。
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by patronistaT | 2010-06-10 02:39 | ファッション | Trackback | Comments(6)

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女のくせにと、言ってはなんだが何となく機械は苦手ではない。
私の人生で最初で最後のテスト100点満点は
中学の時の家庭科のミシンの構造についてだった。
たぶん私以外の生徒すべてがミシンの構造なんかに興味がなかったんだろうけど。
子供の頃から祖母の仕事道具の大切な足踏みミシンを
見てない隙に裏をひっくり返して開けてみたりしてた。
野生の感と、取り扱い説明書を良む粘り強さ。
学校の理科の授業でならった基本的な知識などなどを駆使して
室内アンテナをテレビに配線するとか、
オーディオの配線ぐらい必須だった、女の一人暮らしには。
(頼めばすぐに駆けつけるような人がいなかったし、
                頼めないし、頼み方も知らない・・・。)
いままでいろんな物を分解してきましたよ。
オルゴール、電気オーブン、照明、スピーカー etc。
そしてもちろん時計も。
写真はあまりのきれいさに拝借したもの。
パッと見た目は単なる歯車を組み合わせただけに見えるが
実は分解するのがややこしい。
一つの歯車も壊す事無く外すのが快感だったりするが、
上手く外れなくて途中で壊したこともあり。
女性で時計の修理ができるなんて、ちょっと憧れちゃう。
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東京ではあまり見かけなかった、時計修理の店。
バルセロナでは覚えているだけでも近所に3軒はある。
日本で修理代が高くて保管したままになっている時計を頼もうかと思って、
またそのままになっている。アンティークの時計の一つも欲しいんだけどなかなかね〜。
アンティークの着物に合わせて懐中時計が欲しくて、
そう思ってからもう何年も経過...。
今、ユーロが安いから買い時かなぁ。
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by patronistaT | 2010-06-09 00:18 | 日記 | Trackback | Comments(4)

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バルセロナの海に面した斜面にモンジュイック墓地がある。
プラット空港から市内に入りかけて左の丘に
キラキラ光るたくさんの窓が見えたらそれが共同墓地の建物だ。
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子供の頃からなんとなく墓地が好きで、
田舎の親戚の家へ行ってなにもする事がないと、
墓散歩をしたものだった。
   「墓の裏へ廻る」(尾崎放哉)
          って、ホントに裏に回って、故人の家族の名前とか拝見したりして。
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海外のお墓も好きで、わざわざ旅先で探してまでは行かないが
近くにあれば立ち寄る。
以前、ベルリンに行った時は墓地の周囲に塀があり、中の様子を見る事ができずに残念。
墓は家同様プライベートな物なので、見せないようにしているものを
わざわざ入る事まではしない。
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このモンジュイック墓地は1883年にできた。
バルセロナにはここの他に6カ所ほど歴史的にも有名な墓地がある。
そのうち全部訪れたいが、まだここの1カ所だけ。
この写真も以前、アップしたんだけど、他の写真が見つからなくて、
保存の為にもう一度アップしてみた。
墓地の中は公園管理の作業員のほか警官2名一組がスクーターで巡回していて、
写真を撮っていたら注意されて、全部消去するように言われた。
だけど、すいません。捨てるフリして保管していました。

上の団地の窓みたいに見えるのも墓。
引出し上になっていて、正面に故人の名前や写真が付けられる。
売買物件もあるかもしれないが、
賃料を滞納しているため、督促状が直接墓に貼られているのも数カ所見かけた。
遺体は亡くなったあと一定の期間は棺に納めて、その後、火葬するらしい。
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地中海が一望出来る墓地で、歴史もある場所だけど、観光にはお勧めしないです。
行くのが不便だし、昼間と言えども人気もないし、
ある特別な職業の女性などいるのでね。
著名人の墓等探してみたかったけど、あまりに広いので断念。
ウィキペディアに出ていたので、探してみたらいいと思う。
画家のSantiago Rusiñol、Joan Miró
バルサ創始者ののJoan Gamperなどなど・・・。
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by patronistaT | 2010-06-06 23:05 | 古い建物 | Trackback | Comments(6)

鉛筆好き。
シャープペンシルも日本から仕事用に数本持参している。
鉛筆、シャープペンシルのどちらの書き味も好きなので、気分で使い分ける。
鉛筆は画材屋や文房具屋でちゃんとした鉛筆メーカーの物を買わないと、
芯がザラザラしたり、削り味が悪い。
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子供の頃はトンボ鉛筆
            (消しゴムMONOのデザインがいいな〜)
仕事を初めてからはSTAEDTLERばっかり。
STABILOってイタリアのメーカーだと思っていた。
ちいさな白鳥マークがかわいい。
塗装がマットで手触り良し、緑の色も好き。消しゴム無しもあったけど、
相方がハシをかじるので(最悪!)消しゴム付きにした。
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蛍光鉛筆は他に黄色と緑。
書き味が悪いけど、見た目が良いからついつい買っちゃった。


最近「El Lapiz del Carpintero(大工の鉛筆)」というスペイン映画を見た。
大工の鉛筆は断面がオーバル型で、コロコロ転がらないようになっている。
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映画は大工の話ではなく、スペイン内戦時の北部での収容所で起こった悲劇を
年老いた看守の思い出で綴る。
けっこうキツい内容だけど、もう一度みても良いかな。
Luis Tosar アクが強い良い俳優。毛が多過ぎるがなかなか好きである。
Tristán Ulloa 一見印象に残らないが、あとからじわじわ来る俳優だ。
今回は鉛筆の事を書きはじめたら、映画に繋がってしまった。
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by patronistaT | 2010-06-02 22:52 | 日記 | Trackback | Comments(4)