casa amatller(カサ・アマリェー)
ガウディのカサ・バッリョのとなりにもすばらしい建物がある。
素通りしないで、是非中に入ってみて欲しい。
この屋敷の最初の持ち主はAntonio Amatller
チョコレート会社のオーナーだった。casa amatller
一番下のフロアーは無料で入場できるし、古い写真やキッチンの展示もある。
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建築家はJosep Puig i Cadafalch(プッチ・イ・カダファルク)
  (ちなみにPuig i CadafalchはPuig and Cadafalchではなく全部で一つの名字)
ガウディと同じ時代の建築家で他にも多数の建物がバルセロナ各所にある。

でもこの記事は建物についてではなくて「おまけ」について。
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この古くてかわいい紙は「クロモス」と言う、昔の少女の玩具。
遊び方は面子のように落として、ふわっとめくれ上がった相手の紙をもらう遊び。
子供たちは今度は何の模様が入っているか、楽しみにしていたんだろう。
写真の物はチョコレートについていたおまけで1910年ぐらい。
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裏を見たら、「Chocolate Amatller Barcelona」ってある!
これはちょっとした感動だった。
ほかにある「Juncosa」「Moncau」も今はもう無くて、
このようなおまけ品がコレクターの中で売買されているだけ。
こういう古い紙に印刷されている住所の場所が知っている所だったりすると
なんだかタイムマシンに乗った気分になる。
今回このクロモスを手に入れたのは、どうやら紙類ばかり扱っている
アンティークショップが廃業したので出たようだった。



ついでにチョコレート関連...
チョコレートはコロンブスが南米からカカオを持ち込んだのが始まりで
最初のチョコレートの歴史はスペインから。
Museu de la Xocolata/チョコレート博物館
博物館内には入ったことがないが、中にカフェテリアがあり
チョコラーテ(ホット・チョコレート)がおいしい。
最初にスペインで甘い物屋さんに入ったとき、
初老の男性がチョコラーテにさらに砂糖を入れるのを見てギョッとした。
実は、チョコラーテ自体には甘みはほとんどないので、
板チョコは好きだけど飲むのは..、という私でも砂糖を入れる。
日本はミルクチョコが主流だけが、こちらはカカオたっぷりのビターが好みのようだ。
ついでにcacaosampaka.も。
ブラック・オリーブ味などの不思議チョコの初体験した。
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by patronistaT | 2010-05-31 05:19 | アンティーク古道具 | Trackback | Comments(9)

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海外生活はおやつの種類が乏しい。
簡単なケーキやクッキー、だんご程度は作るが、
おせんべいまでは作らないでしょう。
でも、最近はパキ屋(パキスタン人の経営する小さなスーパー)でも
写真のようなおかきを買う事ができる。
「TOKIO BITS」だって。
ロゴがまるでヨーロッパの東洋趣味。
こんなロゴでテカテカサテンに刺繍のスカジャンに
「YOKOHAMA」とか「SHANGAI」など入っているのを思い浮かべてしまう。
何十年経ってもイメージは変わらないもんなんでしょうね。

パキ屋は普通のスーパーに比べて少々高め。
プライス・シールが良く読めないけど、
「1.85」ユーロ。今のユーロ安なら210円ぐらい。
安くない。しかもたまにしか買わないし、
日本のおかきに常時飢えているので
瞬く間に無くなる・・・・。
         お茶入れてる間もない。
中にたっぷり入った炒り大豆がおいしい!
 でも、ちょっと柔らかいし、コクがある。
よく見たらアーモンド入りだった。

商品名の「TOKIO BITS」の下に
「Snack de arroz con Almendras」(アーモンド入りライス・スナック)って書いてあった。
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by patronistaT | 2010-05-30 03:18 | 食べる | Trackback | Comments(6)

たまに見るスペイン関連のサイトで
今、盛り上がっているトピックスは、
ーースペインで耳にする面白い発音の英語ーー
といっても、私たち日本人にとって笑っちゃう英語のスペイン語式発音。

例えばファスト・フードの「Macdonald」
日本人が発音すると「makudonarudo」
これは英米人にもスペイン人にも笑われる。
日本語は子音と母音がセットになっているから。
特に関東の場合は最後の母音の後の子音が消える傾向にある。
関西人の合い方がマクドナルド!と言うと、
スペイン人友人は毎回大爆笑。
Jesus(ヘスス)もhesusuと発音するので同様。(hesusと言わないと。)

スペイン語は頭が「S」から始まる単語がない。(はず)
だからSteve Macqueenはエスティーブ・マックイーン。
もっとひどくなるとエステベ・マクエーン。(あんまり聞いた事無いけど、こういう発音)

言わずと知れたNIKE
「ニケ」と言う。でもこれはギリシャの「サモトラケのニケ」がシンボルだから
「ニケ」の方が正しいと思う。
ちなみにスペインではバルサのユニフォームに「NIKE」のロゴがない。
これはスペインに「NIKE」という別のスポーツ・シューズの会社が有る為に
使えないと聞いたのだけど、真偽のほどは不明。

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私が今までに一番理解に時間がかかったのが
「catering」ケータリングね。
日本語の発音だと「keetalingu」
スペイン語だと「katerin」
最初に友人が「カテリン」と言っていた時には女性の名前かと思った。
それでも、スペイン語読みの方が英語の綴り書く時には判りやすい。

発音では無いけど可笑しいのが、
「puenting」(プエンティン)
「puente(橋)」+ 「 -ing」=橋から飛び降りるバンジー・ジャンプ

「zaping」(ザッピン)テレビの番組をバラバラと流し見すること。
これはスペイン人も他の外人も英語だと思ってたけど、
英国人いわく「そんな単語はない」だそうだ。
和製英語「ナイター」同様、西製英語とでも言えばいいかな。
(今ではナイト・ゲームが定着している。)

英語の単語や固有名詞の場合、
どこまでスペイン語発音にしていいか判らない時がある。
たぶん英米人なら普通に自分の国の発音のまま言っていると思うが
私にとってはそちらも外国語。中途半端に発音して判らないのなら
いっそスペイン語風の方が分かりやすい。

昔、東京で仕事をしたデザイナーの話。
奥さんと一緒にニューヨークへ行った時のこと。
ちょうどその当時公開だった映画「ターミネーター」を見に行く事にした。
チケットは一つの窓口で売られているので、
見たい映画をもぎり(死語)のお姉さんに自己申告。
話題の映画だから、彼の前後には当然ニューヨーカーの列。
彼は映画の切符を買う程度の英語は話せるのだけど、
知っている人と話すのではないし、ちょっと緊張。
彼の前の客も「ターミネーター」を選んでいるので
皆の発音を聞きながら口の中で練習。
ターミネーター、
        ターミネーター、
               ターミネーター・・・」
   (最後のはありえない!)
さて、ついに彼の順番が回って来た。
「The Terminator,please!」
    窓口のおねえさん、前後の客がどっと笑い!

聞いているだけでも冷や汗・・・。
この話を聞いてからもう、「Terminator」って言えなくなった。
それよりも、「Terminator」を見て
「テルミナトール」って発音してしまいそうになる自分が悲しい...。
  それでも、やっぱりスペイン語が大好きです。
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by patronistaT | 2010-05-27 23:07 | バルセロナ/スペイン事情 | Trackback | Comments(8)

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ロウでできた花輪。
初聖体の時に頭に飾るもの。
マットで陶器よりも暖かく繊細な感触がたまらない。
日本語で「ワックス・フラワー」
スペイン語で「flor de cera」で検索すると
どちらも本物の植物が出てくる。
でも、まったく別の花なのが面白い。
スペイン語の「flor de cera」のほうがロウでできているように見える。

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これが「ワックス・フラワー」

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こちらが「flor de cera」仙台の七夕飾りみたい。

どうして花輪をロウで作るのか、知りたかったんだけど情報が見つからない。
初聖体の後に火にくべて供養や浄化したりするため?
実際に体の悪い部分をロウで作って、火にくべて祈る事をする聖地がある。
 たとえば、手や耳の形の型をロウで作ってある。
日本やアジアだと水で清めることが多いから
川や海に流したりするように、火が浄化作用をするからなのか?
そうそう、我が家の近所は何世紀も昔、小さな工場が多かった。
その中に「蝋燭職人」が多数済んだ通りがあり、
いまでも通りの名前に「蝋燭」が生きている。

結局、どうしてロウで花を作る習慣があるのかは判らないけど、
こんな2種類の花を知る事ができたから、まあいいか。
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by patronistaT | 2010-05-23 22:16 | アンティーク古道具 | Trackback | Comments(4)

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ベルナルダ・アルバの家(1987年のスペイン映画)
ガルシア・ロルカの戯曲の映画化。
アンダルシアに住む未亡人と5人の娘たちの話。
アンダルシアは私達の多くがイメージする明るい気質と太陽の町とは裏腹に
カトリック信仰と封建的な地域でもある。

この映画は暗い内容でほとんど家の中しか写らない。
どうして、そんな薄暗い映画について書くかと言うと、
興味深いシーンが多いからだ。

夫の死後、未亡人は5人の娘に8年間(!)、喪に服すように命じる。
冒頭は葬式の後からはじまる。
庭で家政婦が大きな鍋で作業しているのは
今まで着ていた服を全部、黒に染め直しているのだ。
(本当はそんなにきれいに染まらないんだけどね)
昔は日本で黒を着ると、お葬式みたいだと言われたものだ。
黒を日常に着るようになったのは80年代、ついこの前だ。
川久保礼が出てからではない?スペインも同様だと友人が言っていた。
もう、黒いスカートにストールの未亡人の姿なんて
ポルトガルに行っても見ないのだろうな。

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娘の嫁入り用に姉妹総出でリネンを作るシーンがある。
ミシンは1台しかないから、一人がミシン、後はまつり縫い。
ほかに刺繍担当。
映画の舞台になっている家は裕福で厳格だから
当時の女性の必須の刺繍はお手のものだろう。
たぶん、貧しい家の子供なら
家の仕事で手一杯で刺繍なんかする暇もなかったのではないか。

ときどき、どうしてこうなっちゃうの?
と、いうような古い洋服に出会う事がある。
学校の課題だったのか、見よう見まねでつくったのか、
アンティークとしては価値がないようにみえるけど、
そこにはたしかに昔の誰かの手仕事の跡があって、
処分する気にはなれない。
そうやっているうちに、昔の怨念がこもっているような
古い物で我が家が一杯になってゆくのだ。

華やかな衣装こそ出て来ないが、
いろんな意味で興味深い映画だ。
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by patronistaT | 2010-05-17 03:59 | 映画 CINE | Trackback | Comments(4)

春の新作というよりも、もう初夏のはずなのだが、
バルセロナは昨晩から再び最悪の天気。

今朝、EVAから電話があり、COMO AGUA DE MAYOに納品に来るので
その後、お茶でもってことになった。
グラシア地区の店に納品後、ボルン地区までおりてくる。
グラシアにも取り扱い店があるとは知らなかったな。
どこだか聞いておかないと。

先日、私が撮影した商品を紹介する。

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クラッチ・バッグみたいだけど、ショルダーにもなる。
ストラップはすっきりシャープなウォーム・チェーンでラブリー過ぎないように。
斜めがけもいいし、チェーンをフタの裏でクロスして、短く肩にもかけられる。
フタの内側でチェーンは取り外し可能だから、1つで3回おいしいバッグ。

素材はマットな本革で柔らかく良い手ざわり。
霞みのようななピンクもあったが一番人気で、無くなってしまったかも。
他に、マリン・ブルー、グリーン、スキン・ベージュ。
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またボチボチ紹介します。
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by patronistaT | 2010-05-14 18:34 | CYAN BAG | Trackback | Comments(8)

<C/Ample,21/PAPABUBULE>

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昔のバルセロナの写真。50〜60年代ぐらいだろうか。
この写真みたときに、ピンときた。
たぶん飴屋のパパブブレじゃないかな?
昔のお菓子作りの道具屋を改装してはじめたんだ。
床が写っていれば、もっとはっきりとわかるんだけど。
パパブブレになってからも床は古いタイルのままだから。
ウインドーもほとんど作り替えていない。
飴屋になる前もこの前を歩いた事があったのに、
どんな店だったか全然覚えていない。

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PAPABUBULE
サイトのデザインが変わったね。
試験官に入ったキャンディをお土産に頼まれるんだけど、
人気だからすぐ売り切れちゃう。
あとね、小さいパッケージは日本用だけだから本店にはないのです。
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by patronistaT | 2010-05-12 22:55 | 下町風情 | Trackback | Comments(3)

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1920年ぐらいのアルバム。
チューリップって以外にいろんなデザインのモチーフに使われている。
海外はもちろん、大正ロマンな着物の柄にも。
とってもモデルニスモを感じる花だ。
一重のチューリップは6枚の花びらがあるけど、
たしか外側の3枚はガクだってきいたことがある。
冬のうちに球根を植えておけばよかったな。
子供のころは庭で育てていたが、店に並んでいる様なりっぱなのはできなかった。
なんでもプロの仕事は違うな・・・・。

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バルセロナで花を買いたければ、
真っ先に思い出すのがランブラス。
観光客値段で高いってことはない。
1ヶ月ぐらい前にジャスミンの鉢植えを写真の切り花を買った。
花屋さんに名前を聞いたけど、忘れてしまった。
たしか「FRA・・・」とか言っていた。
日本での名前を知っていたので、調べたんだけど
さっきド忘れした・・・。
何重にも重なった花びらの色合いと、
丸いふんわりおまんじゅうみたいな形がなんとも言えない、大好きな花だ。
よく日の当たるテラスがあるので、直射日光に強く、
手入れが楽な花を調べて育てる事にした。
トケイソウかパッション・フルーツがいい。
どっちも同じなんだけど、実の食べられるの種とそうでないのとある。
またはフクシアかな?
どちらもまだ花屋には出ておらず、5月半ば頃に出回るそうだ。

今、テラスにはジャスミンの他にいくつか鉢植えがある。
アルバアカ(ALBAHACA/バジル)に
15日間かけてやっと芽がでた三つ葉。
明日か明後日ぐらいに芽が出そうなシソ。
食べるもんばっかりだ。
シソが三つ葉があるだけで、何となく和風な食事が楽しめるでしょ。
他に待機しているのは、ワケギでしょ。
持ってきたいのはみょうがの苗。
  (土の付いた苗は持ち込み禁止です!! ほんとは種もなんだけど。)
月曜と火曜の大雨でせっかく出た朝顔の双葉が3本とも折れてしまった。
ちょっと内側に入れておけばよかったのに、
ホントに申し訳の無い事をした...。
しかたないので再度、種まき。
今年の夏は久しぶりに朝顔を見る事ができる、はず。
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by patronistaT | 2010-05-09 03:53 | アンティーク古道具 | Trackback | Comments(8)

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5月15日は午後7時から午前1時まで美術館、博物館が無料の日。
このイベントは2001年にフランスから始まって
その他のヨーロッパ都市に広まった。
無料が始まる午後7時はまだ明るい。
今日はちょっと曇りだけど、現時点では9時で薄明るいぐらい。
これからどんどん夜が楽しくなる時期だ。

東京に住んで働いていたとき、すごく不満だったのは
残業がない仕事帰りに映画の1本も見て帰れないこと。
一番最後の回が6〜7時台じゃ見られない。
美術館も閉館早いよね、最初から会社帰りのコースの範囲外。
大人が遊べない街だと仕事仲間とぼやいていた。
飲むか踊るか、自宅でリラックスしかない。
こういう公共サービスは東京も真似すればいいのに。
文化的なサービスだとあんまり人が動かないかな?

LA NIT DELS MUSEUS
バルセロナでは38カ所の美術館、博物館で実施される。
ピカソ美術館/カサミラ/カタルーニャ歴史博物館/ミロ美術館・・・・・・・
帰りのメトロももちろん動いている。
翌日の日曜はもちろん通常開館でしょう。
中で働く人たちは残業手当出るのかな?電気代もかかるよね。
土曜だし、当然、美術館帰りにどこかのテラスでビールでも。
これでバルの売り上げもいつもよりアップ?
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by patronistaT | 2010-05-07 02:31 | 散歩 | Trackback | Comments(4)

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またパリの古い本を見つけた。
車の形からして1920〜30年代ぐらいだろう。
右の女性のドレスも長くないし。

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左の店は市場や商店かな?
右の男性に注目、フランスにも背負子があったんだ。
6枚はぎのキャスケットにギャザーたっぷりのスモックは
スペインの古い写真にも良く見かけるスタイル。
中央奥にはカンカン帽の男性。

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スペインからはスペイン風邪等の悪いものが北へ移動したが
スペインでは赤ちゃんはフランスからやってくると言われていたそうだ。
やっぱりコウノトリが連れてくるのかな?
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by patronistaT | 2010-05-06 21:07 | アンティーク古道具 | Trackback | Comments(2)