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先日、パエリアを作った。しかたないから・・・。
なぜ、しかたないかというと、
買い物担当の相方が大量のエビを買って来たから。
日本から来る友人にたっぷり食べてもらいたいとの
気をきかせた行為ではあったのだが、
なんと買って来た物は普通のエビではなく「手長エビ/cigala/シガラ」
エビの一種なんだけど、エビと言うよりは胴の長いカニ。
甲羅がカニのように堅い。そして身が少ない・・・。
これがなんと2kg!
もちろん私は目が点である。
どうするのよ〜。観察不足にもほどがある。
「茹でて食べればいいじゃん。」
「そうだけどさ〜、知らないよ・・・」

しかたないので茹でて食べられそうな分量だけ茹でることにした。
もちろん3人で全部食べきれる訳が無い。
分量的には食べられるけど、面倒なのだ。
「ほとんど殻じゃん」
「そんなの最初からわかるでしょうが、
        こういう物はパエリアにいくつか入っているもんなの。」
殻をむくのが面倒だ、
かじると口を切りそうだし。
食べたあとの殻はすぐにゴミのコンテナに持って行かないと
家中が甲殻類の匂い・・・。

そうして、友人が帰国したあと、
残りのcigalaを全部パエリアに始末したのだ。
一見豪華ではあるけどね・・・。
相方はこれでcigalaの存在をやっと認識したので、
彼の動物図鑑にはエビの仲間が少なくとも2種類はあるはずだ。

ちなみにこのcigala、1キロ4ユーロ以下だったそうだ。

++一口メモ++
こっちでは家庭によってはパエリアにタマネギは入れないそうだ。
タマネギを入れるとコメが柔らかくなるから。
でも、私は入れちゃうけど。

シガラと言う名前のフラメンコ歌手がいる。
カマロンと言う、同じくエビと同じ名前の歌手もいたな。(既に死去)

ウィキペディアでテナガエビで調べると違うエビが出てくるんだけど、
cigalaは日本名がないのでしょうか??
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by patronistaT | 2009-08-13 02:44 | 食べる | Trackback | Comments(7)

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近所をウロウロしているとたびたび見かける風景。
サンタ・マリア・デル・教会の隣に駐車してあるピカピカの車。
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豪華なロールス&ロイスもあれば
ちょっと小洒落たミニも素敵。
そう、教会の中ではいま、結婚式の真っ最中なのだ。
ひと回りして戻ってくると、新郎新婦登場。
ロールス&ロイスはこちらのお二人の移動用。
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新婦は韓国人のようですね。
美しい民族衣装を後から撮影していると、
新郎が気が付き、彼女も振り返った。
「おめでとうございます!」とスペイン語で声をかける。
新郎はおそらく私がアジア人なのでよけいに感じよくしてくれたんだろう。
新婦は色白のとても美しい女性でした。
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カジュアルなミニのウエディングの新婦&新郎は
車もミニで軽快な演出。
ミニのドレスにシ短いチュールレースのヘッドドレスなんか
かなりおしゃれでいいな。
記念撮影のカメラマンの背後からお邪魔した。
どちらもお幸せに!!

スペインの結婚式の参列客は日本に比べてカラフルだ。
日本で結婚式を挙げた友人は出席する女友達に頼んだそうだ。
「あれば振り袖でお願い!」
男性客はほとんどがブラック・スーツだし、
女性でも黒っぽい服装が多いので地味になりがちだ。
やはりおめでたい事なので華やかにありたい気持ちは良く判る。
こちらだと、夏場、女性参列客はかなりのパーセンテージで
華やかさを(安価に)演出するためか、柔らかな素材のショールをまとっている。
昼と夜の寒暖の差が激しいので、夕方の急な温度変化にも対応できるし。
年配の女性も明るい色のスーツにハイヒールという、
なんだか日本の年配の女性が忘れてしまいかけたエレガントさを持っている。
イメージとして野球の野村監督の奥様がたくさん参列している感じかな?
そして、普通のこちらの結婚式は夜中または朝まで続く・・・。
残念ながら(そうでもないけど)そのような一般的な結婚式に招待されたことがない。
  たぶん、朝まで続く歌とダンスには耐えられ得ないだろう・・・。
まったく日本人以外の民族はエネルギーがあるな。

それでも町を歩いていて、新郎新婦を見かけたりするのが大好きだ。
軽いハプニングでとても得した気分になる。
昔、セビージャへ行ったとき旧市街をマントを羽織った楽団と一緒の
カップルを見かけたことがある。
自分に結婚願望があるわけでもないのに、
なぜか笑顔になり、去って行く集団を遠くまで見送っていた。

妹が結婚したのはもう10年以上も前。
式は教会で行い、
そのあとシルクハットをかぶった紳士の運転するハイヤーまで歩いて行った。
日常にいる訳がない花嫁が道を歩いているようすが
今、思い出してもとても印象的だ。
たまたま通りかかった小学生に声をかけられて、
ドレスの裾が汚れないようにたくし上げて、照れながらお礼を言って歩いて行った。
新郎新婦の衣装はすべて私がつくったのだが
こだわりがあって、「ドレスの丈は裾につかないこと」だった。
トレーンは豪華過ぎる、できればカワイイ花嫁にしたかった。
身動きが自由にできるドレスで、できれば披露宴は芝生の庭。
そして、教会から披露宴会場まではリボンを付けたオープンカーで
後に空き缶をつけて〜、というリクエストのうち、
最後の「オープンカーに空き缶」は却下だったけど。
私は当日でも衣装替えなどいろいろやる事があり、
あまりの忙しさと疲労で披露宴会場になった
イタリアレストランの食事を一口もできなかったのが悔やまれる・・・。
花嫁を見ると、いつもこんな思い出がよぎる。
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by patronistaT | 2009-08-12 21:12 | 日記 | Trackback | Comments(3)

8月になった。
こちらはまだ8月1日。夏真っ盛り。
外人観光客が真っ赤に日焼けした肌をあらわにして歩いている。
でも、お願いだから上半身裸とか
肩にバスタオル引っ掛けて歩いたりしないで欲しい。
   ここは町なのですよ。
しかも、その格好で教会へ入るのはどうかな・・・。
内部の撮影にストロボは意味がないような・・・。
 (それ以前にストロボ禁止である!)
異教徒の私でも教会のなかでは神妙な気分になるというのに。
  旅の恥はかきすてなんだろうな、奴らにとっては。

観光客でごった返すバルセロナ旧市街で、
よく見かけるのが老人たち。
公園や遊歩道のベンチで、
granja(グランハ=甘味どころのようなカフェ)で、
教会の中で・・・。

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散歩中によく行く庶民的なケーキ屋さんでの出来事。
席があいていたんだけど、誰かのジャケットが椅子にかけてある。
「忘れ物かな??」
 おっと、手に取らなくて良かった。
なんとそれはジャケットではなくて、おばあさんだったのだ。
  びっくりした!
カフェの椅子に小さく縮こまって座っていた。
なにか、飲んだ様子もなし。
たぶん、ただ座っていたんだと思う。
  そう言う人が結構いるのだ。(マイペースである)

実は写真で手前に座っているのが
            そのおばあさん。
今回は別の場所でくつろいでいた。
まるで眠っているようだ。
でも、ぶしつけに写真を撮るのもなんだから、
  ちょっと上から建物をとるフリして・・・。
   撮影後、階段を下りかけたら、
そのおばあさんは、座る場所を少しだけ移動した。
まるで、私が写真を撮っていたのを知っていたかのように。
もしかして、私がジャケットと間違えたのも知ってたの?
 魔女ですか?   もしかして。


だいぶ前も、
「友人が不思議なおばあさんに会うんだよね。」なんて言っていたっけ。
彼女いわく、
「私が外出しているとき、必ず見かけるの、朝でも、昼でも、夜中でも
   いつも緑のカーディガンを来てるから目立つんだよね」

そして、私もついにおばあさん発見!しかも数回、昼間も夜中も。
次に見かけた時には問題のおばあさんを尾行する事にした。
もちろん、その次の時はすぐにやって来て、
女3人で真昼の老女尾行作戦。
白髪頭の小さなおばあさん。
友人の言う通り12色のクレヨンの中にあるような緑のカーディガンを着ていた。
若者3vs老女1の追跡にも関わらず、nou de la ramblaを曲がった先で見失った。
あの、おばあさんはどうしただろう。
もうとっくに亡くなっていると思う。
もし、見かけたらホントに魔女かもしれない。
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by patronistaT | 2009-08-02 01:34 | 下町風情 | Trackback | Comments(5)