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毎日お昼にはテレビをつける。
日本で言うNHK、午後2時に地元カタルーニャのニュース。
そのあと、ちょっとしたワイドショーのような番組がある。
夜のニュースの時も同じ。
日本と違って国営放送が芸能ニュースを流すのだ。
パリスがどうしたとか、ビヨンセがああだのとか。
カンヌ映画祭での出席者のファッションや
日本ではあまり見る事のできない海外の有名人の様子が流れる。

「ultima hora」というテロップで
ファラ・フォーセットの映像が流れた。
癌による闘病生活が続いていたのは知っていた。
25日、享年62歳
私はファラが出演していた「チャーリーズ・エンジェルス」を
一度も見た事がない。そのあとのシリーズから見るようになった。
毎月買っていた映画雑誌で彼女の歯を見せた笑顔のポスターを見た時は
ものすごく新鮮で、世の中の女性観の何かが
ちょっとだけ変わったのを子供ながらに感じた気がした。
「歯」を見せた笑顔なんて、その当時はほとんど無かったんだから。
映画は2本見ている。特に印象無し。
「サターン3」はカーク・ダグラスが筋肉ジジイなのが気持ち悪く、
若いハーベイ・カイテルの顔が嫌いだった。
ファラのことはほとんど覚えていない。
そのぐらいどうでもいい(ゴメン)女優だった。
でも、時はながれて、'80sがノスタルジーを感じるようになってから、
映画のワンシーンで部屋にあの有名なポスターが貼ってあったり、
「チャーリーズ・エンジェルス」がリメイクされたり、
あの頃の、なんとも言えないセンスがすごい物に感じることもある。
ほんとにファラは'80sのシンボルだったんだ。
どんどん時代が過ぎて行くなぁ。
      
    合掌
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by patronistaT | 2009-06-26 05:06 | 日記 | Trackback | Comments(6)

卒業制作 2009

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激動の夏がやって来てしまった。
卒業制作に急な引っ越し、それが終わるとまたコレクション。
私の卒業制作はもう遥か昔の事なので、
今が学期末のスペインの学生の手助けをしている。
服飾学校の学生が作品作りを依頼してくるのだ。
何年も前にベルギーのかの有名な服飾学校の特集を見た事があるが
今は絵を描いたり、洋服を作るよりもプレゼンテーションに力を入れているそうだ。
おそらく世界的な傾向かもしれない。
ふ〜ん、だから卒業制作をプロに頼むのか。
生徒によってはデザインが得意だけど、パターンはさっぱり・・・。
パターンは得意だけど、デザインは平凡・・・。
それよりもコーディネートの方が得意、など色々タイプもあるだろう。
去年あたりから、そういう学生の依頼の仕事が増えてきた。

デザインを勉強しているとは言え、仕事としてはまだ素人。
絵は描けても全体的なイメージがなかったりすることもある。
そういうときは、こっちが勝手に解釈してもそのまま受け入れられてしまうことも多い。
学生の頭のなかのモヤモヤ状態を、すっきり形にしてみせる事が私の仕事になる。

今回、作ったのは写真のベスト。
着れる着れないは別問題として、彼女のデザインはわりと考えられていると思う。
何がやりたいのかはっきりしていると言うか。
パターンは本人が作ったもので、私は縫製だけ。
どうも、私が絵を見てイメージするシルエットとパターンが食い違う。
修正してあげたい所だけど、それをやってしまうと勉強にならないので
パターンの通りに縫う。ちょっとは直したけどね。
こうして作っていると、自分がパタンナーになりたての頃、
思った形にどうしてもならなくて、頭と手がチグハグに感じていた事を思い出す。
今では全く別のブランドになってしまった昔の職場が
一番の勉強の場所だったことに感謝する。
そう言えば、社長が無くなって1年ぐらいになるかな。
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by patronistaT | 2009-06-22 19:44 | 仕事 | Trackback | Comments(8)

先月のことだけど、私のいない時に大きいエヴァからお誘いの電話があったそうで。
   (友人にエヴァは二人いて、大きいのと小さいのとで区別している)
相方「エヴァがフラメンコを見に行こうってさ。
私 「エヴァが  フラメンコ???? 
          鳥を見ようって言ってなかった? どこで?」
     (絶対に鳥に決まってる!!!)
相方「フラメンコだって 空港の方だって prismaなんとかがあったらいいってさ」
私 「????」
     (空港近くの空き地でヒタノが踊っているのでも眺めるのか・・まさか)

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スペイン語をお判りの皆さんはもう察しがついたはず。
相方は「フラメンコ=民族舞踊」だと思っていたので。
スペイン語ではフラミンゴはフラメンコと言う。
ま、間違えたところで大した事件にはならないので、
ボカディージョ(サンドウィッチ)を持って、
エヴァの家の近所で待ち合わせ。
やはり彼女の服装はいつもよりカジュアルで足にはスニーカーだった。

相方はスペインでの運転の練習になるように、助手席に座らせる。
車で行った先はほんとに空港近くの「野鳥観察園」。
正式名称は「Espais Naturals del Delta del Llobregat」
ジョブレガット湿地帯自然公園とでも言っておこう。


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向こうに見えるのがplat空港 ただいま拡張工事中


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カモだ 配色がかわいい


いる!いる!野鳥がいっぱい!
でも、エヴァいわく、
「今日はちょっとしかいないわね〜
    フラミンゴももう旅だってしまったようだし・・・」
フラミンゴ 動物園でしか見た事無い。
近くでみると変な顔だけど、羽を少し頂きたいぐらいきれいな色。
しかもこんな近まで飛来するなんて。外国だなとしみじみ思う。
アフリカにしかいないもんだと思っていた。
  (ピレネー山脈の向こうがアフリカだとすると、それも正解だけど・・・)
フラミンゴは来年に期待することにしよう。

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だけど、こんなに空港の近くで鳥たちはストレスがたまらないのだろうか?
それとも外敵より騒音の方がマシ?
遠くには放し飼いの馬がいる。
馬が散歩する事によって湿地の土が掘り起こされ、
鳥たちの餌になる虫が出てくるようにだそうだ。

飛行機好きなので、離陸する旅客機を見つつ、
ボーッと鳥も見つつ・・・。
同じ見学小屋では初老の紳士が、
足のついた双眼鏡で観察しながらずっとメモを取っていた。
夏の日中は暑くて鳥も出て来ないんだって。
カルガモ親子は丈の長い草の間でシエスタしてるんだろう。

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Espais Naturals del Delta del Llobregat
入場無料 駐車場有り
内部にはバード・ウォッチング用の小屋が数カ所あり、
事務所では貸し双眼鏡サービスも。2ユーロぐらいだったかな?
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by patronistaT | 2009-06-06 03:28 | 郊外へ | Trackback | Comments(2)