日本へ帰国前に、食べなければならない物があった。
実は早春のカタルーニャ名物 カルソッツを食べた事がない。
 (定食では1回食べたけど)
バルセロナへ戻って来た頃にはもう旬は終わっているかも知れないし。

カルソッツとは、焼きネギ。
なんだそれだけか、とお思いでしょう。
それだけにシンプルでおいしい。
日本の下仁田ネギのような太目のネギを
炭火ではなくボウボウの火で周りの皮が真っ黒焦げになるように焼く。
焼けたネギを縦にぶらりと持ち、
もう片方の手で、外側の黒こげ皮を引きずりおろして、
アーモンドのたっぷり入ったコッテリソースをつけて
顔を上げて、ネギを下から受けるようにして行儀悪くいただく。

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向こうに見える黒い物体がカルソッツ

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動物標本ではなくて、conejo(コネホ=ウサギ)の縦割りロースト(グロテスクです)
お肉が思ったより少なかったので、pollo(鶏肉)にすればよかった。

カルソッツはマシアと呼ばれる日本でいう山荘のようなところで食べるのが本格的。
だいたいそう言った場所は車が無いと不便。
私達は車無しなので、他の方のサイトで見つけたレストランが
どうやら電車と徒歩でも行けそうだということで、
サン・クガットの駅から45分ほどハイキング。


<駅からレストランまでの道の様子>
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こんな日本の春を思わせる木や

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ヨーロッパらしくて素敵だけど舞い降る花粉を連想してくしゃみが出そうな見事なミモザ

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ゴッホの絵を思い出す

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そしてこつ然と私達の前に現れたのが
この巨大な松。
ちょっと前の突風でめちゃめちゃになった木々も多かったのに
この老木の生命力はすごい。バルセロナは松の木が多いけどこんなに大きなのは初めて。
天気もよかったのでこの木の周囲でピクニックをしている人たちや、
ベンチで雑談するお年寄りなど。地元に愛されている松なんだろう。

巨木に圧倒されて、お腹もすいてフラフラと歩いていると、
急に茂みから何か飛び出した。
驚いた私達に「へへっ・・」と笑いかけたのはスペイン人のおじさん。
「今日のおかずにね」 手にはアスパラガスを握っている。
こっちではアスパラガスは山菜でもある。



<たらふく食べた帰り道>

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こんな風景に出会うと、日本が恋しくなる。



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そしてなぜかこんな人もいた。


昨日も天気が悪くて寒い。夏時間になったというのに。
早く暖かくならないかな。




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by patronistaT | 2009-03-31 03:06 | 郊外へ | Trackback | Comments(11)

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Montcada モンカダ通り

たいていの観光客が訪れる通り。
ピカソ美術館のあるところだ。
この近所のバルやお店には写真のような、
「ピカソ美術館 50m」なんて看板が見られる。
モンカダ通りは昔の大きなお屋敷街だったところ。
ピカソ美術館の建物もその大きなお屋敷を利用している。
大きな門は馬車ごと内部に入る為。

最近、この通りに「おやっ?」っと思う事があった。
もとLa Caixaという地元金融機関があった所に
中国人の商店ができたのだ。
しかも、角の目立つ場所に目立つ蛍光黄緑の看板。
競争社会が進むに連れて、商売して行きて行かねばならないのは誰もが同じだけど、
ここバルセロナはスペインでもNO,1の観光目玉地区なのだ。
すばらしい観光地として生き残る為に必要なことは
観光客の為に手軽なスーパーやファスト・フードで埋める事ではない。
1軒のお店の繁盛の為だけを考えていては、全部共倒れになってしまうだろう。

サグラダ・ファミリアの周りにコンビニやファスト・フード店がひしめき合っていたらどうする?
入館する為の時間つぶしにはちょうど良いかもしれないけど。
逆にシュールで面白いかも??

店を開店した中国人が悪い訳じゃない。

最近のボルネ地区には、
蛍光等でこうこうと明るいサンドイッチ屋やアイスクリーム屋が増えてきた。
既存のレストランの照明もいままでよりも明るくなった気がする。
わびもさびも、ムードもない。
最近、バルセロナはどうかしている。
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by patronistaT | 2009-03-28 17:01 | 下町風情 | Trackback | Comments(15)

旧市街にて

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今までに何度となく歩いているのに、
全然気が付かない物がある。
旧市街のペンション・ダリの門。

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ペンションのサイトのよると、以前は修道院だったそうだ。
建築はPalau de la Musica(カタルーニャ音楽堂)のLuis Doménech i Montaner
(ルイス・ドメネック・イ・ムンタネール)

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こういう門の装飾は植物だったり、ガーゴイルのような動物が多いようだけど
これはリアルな男女の彫刻。
しかも男性はシャーロック・ホームズのような片眼鏡とシルクハット。
なにかこの2人とこの場所に謎があるような。
女性の表情は、まるで馬車や列車で去ってゆく誰かを惜しむ様な遠い視線。
男性は・・・
   なんだか意思の強そうな表情 
ワクワクする装飾ではないですか!

昼間は人通りも多いので、旅行者だとなおさら気が付かないかもしれない。
この辺りを通ったら、バッグに気をつけながら
ちょっと目線をあげてみて。

PENSION DALI ペンション・ダリ

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by patronistaT | 2009-03-24 20:08 | 古い建物 | Trackback | Comments(5)

欲望の塊

しばらく帰国ネタが続きます。
このブログを見ているスペインの友人も
いったい日本とはどんな所?とものすごく興味があるので
彼らの為にも日本の普段の様子をちょっとご紹介。

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これは「サイゼリア」というレストラン・チェーンの看板。
一番上の左にある物は「ミラノ風ドリア:299円」
これは驚きの価格!ネコのご飯の缶詰並の金額。
(299円=aprox.2.30euro)
中程のイタリア国旗の一皿は「パルマ産熟成生ハム:399円」(aprox.3euro)

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この写真は「コンビニ」の内部。
棚一面に並んでいる袋は「ポテト・チップス」
なんと豊富な種類!薄塩味、コンソメ味、サラダ味、醤油味・・・。
だけど、私はスペインのポテト・チップスの方がおいしいと感じるようになりました。

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これは「マツモトキヨシ」の店先。
「マツキヨ」と省略して呼んでね。
日本人はなんでもこのように短く省略してしまう傾向にある。
小さい物が好きなのだ。
「マツキヨ」とは・・・、
化粧品、薬、ビタミン剤、日曜品などを低価格で売っている便利なお店。
かならず町内に1店舗はあり(無い!)、いつも繁盛している。(たぶん)
黄色い看板が目印で、日本語の読めない外国人でも人目で覚えることができる。
左にいるのは日本のごく一般的な女子高校生。
なんでも、このスタイルが世界的に人気だとか。
スクール・ガール風っていつの時代もかわいいもんです。

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実は日本はいろんな外国に侵略されている。
「ディスニー・ランド」「サンリオ・ピューロ・ランド」
「志摩スペイン村」などなど・・・。
そのなかでも、女子供がとりこになっているのが
この「キディ・ランド」
千葉駅の駅ビルのなかも侵略されていたとは・・・。
かわいい顔をしてひときわ目をひくのは「リラックマ」
     かわいい・・・。
友人のお土産にポケット・ティッシュとお菓子を購入。

なにもかも、これだけ物が揃うと壮観だ。
競争からサービスが生まれるのか?
サービスから競争が生まれるのか?
改めて、日本は競争社会だなと思ったのです。

でも、やっぱりいろんな味の「ポッキー」も食べたいよね。
(スペインには普通のと、ホワイトチョコしかない)
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by patronistaT | 2009-03-24 00:23 | 日記 | Trackback | Comments(4)

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列車が好き。先日引退したブルートレインなんか最高!
バス、車、バイクは古い物ならOK。
そして一番ワクワクするのは飛行機と空港。
最近の機内食はかなり質が落ちているからほとんど食べないけど
以前だったら、まずかろうが毎回完食!
世界の空港のアナウンスのCDも持っている。
あのアナウンスを聞くと行った事のある空港の空気を思い出して
なんとも旅にでたような気になるのだ。

JALのCMに流れていたフィフス・ディメンションの「Up up and way」
城達也のジェット・ストリーム
どれも聞いているだけで飛んで行ってしまう。(単純〜)

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暮れ行くパリ郊外の空をドゴールの窓からながめる

実はここで8時間30分待ち・・・。
しかたないからネットをやったり、ブラブラしたり、
持参したおやつを食べながら過ごしたのです。
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ネット用のデスクのそばのゴディバのショップは
日本人のお客で売れているようだった。

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しかし、この空港はわかりづらい。
以前のドゴールもややこしかったけど、あれは改装してしまったのかな?

ちなみにインターネットは一番奥の本屋でカードを購入して繋げる事ができる。
たしか1時間10ユーロ(高い!)
ネット無料の空港なんかないのでしょうか??
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by patronistaT | 2009-03-20 15:19 | 日記 | Trackback | Comments(6)

もう春でした

ごぶさたです!
実は日本へ行っていました。

3月2日にバルセロナを出発したのですが、
成田へ到着すると
ボニージャックスの歌声がどこからともなく聞こえてきたような・・・
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  「雪の降る町を〜・・・」
     雪降ってました
確かに私は何度なんども「雪が降らないかな〜」と
願っていましたが、でもそれはバルセロナでのこと。
雪景色のヨーロッパを見た事がないから。
バルセロナよりは寒いと覚悟していたけど、ホントに寒い!
寒いのに花粉だけは春まっさかり!

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ちょうど梅の時期だったけど、ゆっくり花を愛でる時間もある訳がなく、
免許更新の為に必要な書類をもらいに行った市役所の
あまり手入れのされていない梅とボケを
「かわいいね、きれいだね」と
2年分匂いをかいできました。
梅の匂いはほんとうに幸せな気分にしてくれる。
通りがかりでさっさと撮影したので、ひどい写真。
だけど、しばらく眺めていたい。

そしてバルセロナへもどったらもう春がきていた。
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by patronistaT | 2009-03-18 13:31 | 日記 | Trackback | Comments(6)