ここの観光客が多すぎる問題  2

愚痴の続き。

先週から天気が悪く、曇りや雨模様、寒い。こんなとき「降っちゃえ、降っちゃえ」と、思う。
雨が降ると観光客は美術館、博物館へ行き、カフェやレストランの中の席に座るから騒音が少ない。最初はここも観光客が来ない場所だったのに、あれよあれよと言う間に人々の普通の暮らしに入り込んで来た。最近は買い物やバルに行って、会計やオーダーの時に英語で話しかけられる事が多い。

いつも読んでいるスペインニュースによると、今年3月にスペインを訪れた外国人観光客は増 加しているにも関わらず、個人消費は減っているらしい。
『旅行の予算平均は1人あたり1002ユーロ。また、訪問地別では、カナリアス、カタルーニャ、アンダルシアなど、観光客の多い地域での消費が高かったが、個人消費額が最も高かったのはマドリッドだった』(引用です)
c0175975_01465879.jpg
観光客で最近目立つのがやはり中国人の多さ。中国人観光客は私たちの生活を脅かすような 事は今の所は無い。いやなのは他の欧州からの客たち。バルセロナは物価が高い。それでも 他の欧州に比べると安い物がある。例えばビール。350ml缶をスーパーで買うと0.5ユーロ。 こんな 安かったら飲んじゃうよね。だからパキスタン系の移民が小さなスーパーを出店し まくる。
外人観光客は民泊で安く泊まって、どこに行っても見つけられるスーパーでビールを買う。
しかも海も太陽も無料。彼らにとっては天国。夏はきっとビーチで寝泊まりして、宿泊代を 浮かしている連中もいるらしい。食べ物やビールのゴミはそのまんま。ビーチの管理はもち ろんバルセロナがやらなければならない。もう、バルセロナのプラット空港で海と大陽税で も徴収すればいい。
(数年前からたしか1泊1ユーロの宿泊税がはじまったはず。でもこれは民泊では徴収できな い)昔からある商店は賃料の高騰で廃業に追いやられ(アールデコ建築と内装の素敵な店が!)
チェーン店のバルや移民の八百屋、スーパーになる。企業努力をしない個人商店、中小は淘 汰されてしまう。中世の歴史がある旧市街までそうなのだ。
そして道の細い旧市街やボルネ地区を縦横無尽に走り回るレンタルサイクル。
一人ならまだいいが、ガイドつきで数人連なって走られると危険すぎる。前の人について行 くのが精一杯で、周囲の人たちの事など目に入らない。そりゃ、レンタルサイクルがあった ら観光客は借りたくなるに決まっている。それならいっその事これ以上増やさないで欲しい 。
今のバルセロナは観光に力を入れすぎて住民の事はどうでも良い街になっている。
これでは風情なんて無くなるし、リピートしたくなる観光地にはならない。ただの人が多くってスリひったくりで治安の悪い観光地になりさがる。
観光客が来ないと存続できないのは判っている、でも質の良い客が来る様にしないと。
これはイギリスからのLCCが悪の根源か。
週末、飲みに行こうかと思っても家の近所だとかなりの確率で「バル難民」になって、
あっちこち彷徨う事になる。いつものバルに入れない。ここが好きななだけに、辛口になる なぁ。
日本もますます観光客が増えるはずだから気をつけた方がいいよ。
c0175975_01261827.jpg
 ここ数年前から、気がついたのは家の近所にイタリア人が増えた事。駅から家までの道にイタリア 人経営らしい安くておいしいピザ屋ができた。家の目の前に菜食主義のテイクアウトの店ができた 。それで、家の同じ階はイタリア若造の違法民泊。今までイタリア人を嫌った事は無かったが、
 彼らのせいで嫌いになりそうだ。日本人と比べるとスペイン人は騒々しい、だがイタリア人はそれ を上回る騒々しさ(たまたま彼らだけかもしれないが)


[PR]
トラックバックURL : http://patronista.exblog.jp/tb/25595282
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by みにゃ at 2016-05-12 04:54 x
こんにちは。私は7年前にバルセロナに半年ほど留学していましたが、当時でも夏のバカンスシーズンになると街中に観光客が激増してびっくりしたものです。
観光客数2700万人、しかも増え続けているってすごいですね。
日本はまだ1400万人ぐらいだったと思いますが、それでも大きい都市の繁華街を歩けば看板やメニューには外国語の併記が増え、大勢で来る中国人観光客の対応でお店の人に話を聞きたくてもなかなかつかまらなかったり…なんて。不便を感じることも多く、買い物するにも場所や時間を選ぶようになりました。
バルセロナは私にとって大好きな街ですし、観光資源もあんなに豊富にあればそりゃあみんな来たいでしょうけれど、観光客のマナーについては困ったものですね。
民泊については、日本でも議論されていますが、きちんと法整備をして対応されるべき、と思います。
Commented by patronistaT at 2016-05-12 22:05
こんにちは はじめまして、コメントありがとうございます。
数年前に帰国した友人が言っていました「コンビニには必ず外国人の店員がいる」って。昨日のニュースで京都の8割の民泊が違法だとか。京都に行く観光客は大騒ぎするような連中は少ないと思うので、バルセロナとは事情が少しだけ異なりそう。違法民泊をする様な人は地域に責任や愛着など感じていないでしょう。だから出来る事は法整備してほしいですね。違法民泊が火事でもだしたらどうなるんでしょう?自分だけが良ければいいと言う人が増えると、観光地も魅力なくなりそう。 あの人ごみが煩わしいので、もうランブラスなんて行かないですよ。
Commented by みにゃ at 2016-05-13 11:52 x
ああ、たしかに、コンビニ(特に都会あるいは都会にアクセスしやすい立地のところ)には必ず外国人店員がいます。大型の電化製品店、百貨店にもいまは必ずいますね。
京都の民泊、わたしもニュースで見ました。
バルセロナとは客層も多少異なるでしょうけれど、それでもマナーについては取り沙汰されていますね。
観光客にとって便利にしてもらえるのは、私にとっても有難いことでもあるのですが、あまりにも観光地化されすぎると都市の魅力が減ってしまう気がするのですよね。
その街の日常を見たい人間にとっては、そうやって「見せる」ために作られたものってちょっとしらけてしまったり。

話がそれてしまいましたが、私の留学当時でもランブラスは人が多くて辟易したものです。
ここのところパリでのテロもありましたし、パリ以外の他の観光地に人が流れた結果なのかもしれませんが…
近々またバルセロナを訪れたいなと思っていますが、タイミングを考え方がいいかもしれないですね。。。
Commented by patronistaT at 2016-05-14 01:39
こんばんは。
「観光客にとって便利」って本当に観光客にとって楽しい事かなって思いませんか。言葉を交わさなくても簡単にコンビニで飲み物やお菓子が買える事なんかではない。こっちはコンビニがないだけマシかな?あれがあるとホントにどこへ行ってもおんなじ景色になってしまうのがつまんないですね。 逆にあんまり便利だと旅をした気分にならないのです。 寒いけど2月が人が少ないです、東京都比べたら風もないしそんなに寒くないし。でも夕方はすぐに暗くなっちゃうけど。
by patronistaT | 2016-05-12 00:00 | バルセロナ/スペイン事情 | Trackback | Comments(4)