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ここの観光客が多すぎる問題

ちょっとここの現状を愚痴りたいのです。

ここ数年、夏になると憂鬱になる。以前は血が騒ぐというか、なんだかウキウキとし始 めていたものだった。
一年前の情報で毎年訪れる2700万人。それも年々増え続けている。
もちろん宿泊施設不足で、オリンピックを控えた日本で盛んに出てくる「民泊」問題も ある。
一昨年、バルセロネタ(昔は寂れた漁師町だった)の住民が「民泊」による怒りでデモ を行った。
ちょうど、我が家の向かいの部屋の住人(イタリア人若造)も同じ事をやっている。
AIR B&Bを利用すれば安くてその街に住んでる気分で楽しめる事は判っている。
でもね、いろいろ迷惑なのです。
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2014年の出来ごと、彼らも偶然にもイタリア人


ー通りから入るドアの鍵を渡されていない場合が多いので、朝晩かまわず他の住人の家 のブザーを鳴らす。
ー出入りしたあとに、ドアを開けたままにしておく(通りから入るドアの鍵を持ってい ないから)
ーゴミの管理のルールを守らない。
ー夜中でもかまわず階段を駆け上がったり、騒ぐ。
ー特に若い観光客は毎日パーティーなので、爆音で音楽をかける。

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一般にこんな事が迷惑としてあげられていて、実際に我が家もそう。
絶対にブザーがなっても開けてやるもんか。バルセロネタの場合は道に空気で膨らます プールを出して行水するとか、窓から出入りする、酔っぱらっての立ちションなどなど 。あるアパートの建物では部屋のほとんどが民泊ようのアパートになってしまい、管理 も治安もあったもんじゃない。何年も前に聞いた話では
大家が誰かに依頼して、住んでいる年寄りを階段から突き落として病院送りにする。
その後、そのアパートは開き部屋になるので、新規に賃貸に出すまたは民泊用に貸す。
それはいまだに生きている賃貸の法律のせいでもある。日本語では生涯契約とでもいう かな?
このアパートにも3世帯住んでるが、今のバルセロナの物価では到底考えられない賃料 で住んでいる。
たぶん50ユーロから100ユーロぐらい?契約した当時の賃料のままらしい。
でもその契約は相続できないので、契約者が亡くなるまで続く。

続く。。。。

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by patronistaT | 2016-05-10 00:00 | バルセロナ/スペイン事情