2014年 03月 02日
高慢でもあるし偏見もある
書籍だけ発送できる郵便で日本から送ってもらった。
こっちに来てから知った作家、吉田修一
文章や雰囲気がかなり好きな伊坂幸太郎
侍がスペインに来て400年という事で「侍」を読み、再び遠藤周作。
そう言えば「海外の文学」という物を子供の頃以来読んでいないので
ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」(岩波書店)も買ってみましたよ。
これは、、、読んでいてイライラする。
主語、話題になっている人の名称がシーンによって違うから混乱する。
「〜しちまった」「〜なこってす」という表現は
とてもある程度の裕福な家庭の人間が使う言葉には思えないんだけど。
他に男性の台詞が女性が話しているようになっているのも混乱するな。
「、」の位置が気にかかる。文章が長過ぎる。。。。
読んでいて、おろし金にガリガリと引っかかるようで
先に進まないのだ。3歩進んで2歩下がるです。
登場人物が大混乱してるのでウィキペディアで調べる。
最後まで読むけど、読みづらくて内容がぼやけてくる。
若い頃に読んだ翻訳本、実は全く頭に入っておらず
ただただ活字だけ追っていたのだろうか。
(自分に原因があるのね、もしかして)
日本の物は古い言い回しがあっても、作家が書いているから
まあクセのある作風の方でも読めるんだけど。
訳者っていうのは作家じゃないんだな。
そう思うと、ものすごく大変な仕事に思えて来た。
映画化もされているので、読み終わるまでに見るかどうか悩む。。
偏見を英語にするとピンとこないからプライドだけ英語か。
キーラ・ナイトレイは鶏ガラみたいなので
好きじゃないけど、少し寂しげな表情が美しい女性。
小説を買ってくれた。ある書店から出たシリーズを読み終わり
別の書店のを読み始めて、子供達が両親の事を
「おとうちゃん、おかあちゃん」と呼んでいるのを変に思った。
そう、テレビドラマは「とうさん、かあさん」
最初に読んだ本もドラマと同じだったので。
この頃にはもう私は高校生になっていたので、
テレビの美しく脚色された内容と、実際のアメリカのど田舎の暮らしは
違うよな〜と、あっさり受け入れたのであった。。。