2013年 12月 14日
オロットという街がある
行った事は無い。
でもなぜ、興味があるかといえば、宗教関連の人形に度々書かれているのだ。
探して見ると1880年から宗教芸術品、
つまり日本でいう仏像、やお地蔵さんを作るアトリエがあったそうだ。
下がその写真。
作っていた職人達に興味がある。
こっちはキリスト誕生のシーンを人形で再現するのが一般的だから。
教会、公民館などの公共ホール、各家庭など、今の時期から1月頭まで
あちこちで飾り付けを見る事ができる。
キリスト磔のリアリズムを追求する職人とかいたのかね。
セマナサンタの時に山車に乗せられるマリア像は、
かなり大げさな悲しみの表情をしていて、初めて見た時に衝撃だった。
磔にされているキリストもいろんな表情の物があって
まだ息が残っていそうで、目で何かを訴えている感じ、
または、もうすでに息絶え、光を失った眼差しとか。
誰が作った作品が一番苦しみを共感できるかなど、
休憩時間の茶飲み話に花が咲いたりしたんだろう。
そんなことを想像していると、スプラッター映画のダミー制作を思い出してしまった。
不謹慎です、ごめんなさい。
そういえば今日は13日の金曜日。
クリスマスも近いし、何か特別な催し、お祈りなどあったのだろうか。
MUSEU DEL SANT D'OLOT