2012年 06月 18日
欧米と日本の洗濯機の違い
日本にはほとんど含まれていない。
草木染めをするのに、同じ原料を使っても、
水に含まれるミネラルで染め上がりが変わってくるはずなんだけど、
海外で試した事は無い。
日本にいた時、自宅で染色をやるために
洗濯場を作って、熱湯の出る蛇口を2個と2層式洗濯機を2台設置していた。
こっちの洗濯機は電熱線が通っていて熱湯がでるので、
洗濯機だけで染め物ができる。
でも、我が家にあるのは洗濯機のタイマーできちんと時間調節ができないし、
途中で様子を見るのみ停止できないから、やはり縦型2層式が一番。
安いので3万円ぐらい。
横に回転するせいか、異常に重い。女手では絶対に運べない。
先日、日経新聞でとても興味深い記事を見つけた。
日本は洗濯機もガラパゴス? 日米欧で方式なぜ違う
欧州の洗濯機が横型たたき荒い式でなぜ熱湯が出るかの理由。
中世に流行した疫病や水が硬質だからだとは。
アメリカでは洗濯機の置き場が地下にあるのは映画でよく見る光景。
洗濯室に行く途中で不審人物に追いかけられるとか、閉じ込められるとかね。
エレベーターがあったとしても地下まで行くなんて面倒でいやだなぁ。
日欧米の洗濯回数や時間の比較も面白い。
日本は軟水な為、洗濯機の稼働時間がすごく短い。
毎日洗濯する事が多いから、洗濯機の稼働時間が長いと、家事労働も長くなる。
こっちで初めて洗濯機を使った時にあまりの長さに驚いた。
私は今まで家にある洗濯機で最長のプログラムに設定した事がない。
たぶん1時間を超えるのではないかと思う、日が暮れちゃうよ。
日本の洗浄力が強い環境では、繊維が痛みやすい。
でも、白い繊維が黒ずんだりはしない。
こちらは水のせいで、だんだんグレーになる。
しかも紫外線が強いので、特にプリント等の後染め生地の退色が激しい。
欧米は週に1度の洗濯が主流のようだけど、
持っている衣類の枚数も変わるんだろうか?
週一の洗濯だとタオルや靴下、下着も大量に持っていないと、替えが無くなると思うのだけど。