ココ・シャネルとコスチューム・ジュエリーのネックレス

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私の仕事の基礎を作った祖母がいつも言っていた、
「偽物でも付ける人によっては本物以上に素敵になるんだから」
90歳をとうに超えた祖母が、誰に憧れて東京の服飾学校に行ったのか話をした事が無い。
たぶん、シャネルだったのかもしれない。
80年代に海外高級ブランドが流行ったおかげで、
こういう老舗のブランドに興味が失せてしまったが、
今、改めてシャネルの写真など見ていると
あの昔にこのセンスってすごいなと思う、かっこいい。
太いバングルはベークライトだろうか。
胸元を飾られたネックレスはほとんどが偽物のパール。
偽物というか「コスチューム・ジュエリー」
スペインは上質の模造パール「マヨルカ・パール」が有名。
レースもパールをつなぐ技術も網の修理で手先の器用な漁師の妻達が活躍した。
マヨルカ・パールはミルクガラスのパーツに魚の鱗を原料とした塗料で包まれる。
ガラスだからある程度の重さがある。
そして珠の一つ一つの間隔に結び目の有る物が良い。
大きさに変化もつけられ、着色できるので、本物の真珠にない華やかなアクセサリーを作る事ができる。
昔、真珠のピアスを買った。
しばらく付けないでしまって置いたんだけど、保証書にある社名が、
詐欺まがいの商法で話題になった有名ブランドだった。
売る為にそういうことしちゃいけないね。私のは本物だったけど。
マヨルカ・パールを見るたびに祖母の「本物より素敵な偽物」の言葉を思い出す。
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by patronistaT | 2012-05-27 00:16 | アンティーク古道具 | Comments(0)