春の小さな隣人/Mirlo さらにその後

2011年4月19日:Mirlo/Blackbird/クロウタドリ
ビートルズの曲で鳴き声を聞く事ができます。

2011年5月17日:初夏のお客人
2012年4月1日:春の小さな隣人/Mirlo
2012年4月22日:春の小さな隣人/Mirlo その後



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そろそろ大切な日が近づいている事を感じて、毎日毎日巣の様子を観察。
雨の夜もじっと卵を守るメス。


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ヒナにえさをやるオス。

先日、もうすぐ飛び立ちそうなヒナの記事を書いた翌日のことだった。
日曜は仕事や学校へ向かう人もなく、
商店に納品のトラックもなくいつもよりもとても静かな朝だ。
ついに1羽が飛び立ったと、言うよりは落下。
まるでその日が日曜で人たちの動きを判ったいたかの様な飛行訓練決行。
心配になって落ちた場所へ見に行く。
角に行くばかりで、その場から動けない。落下1番手のヒナNO.1
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ヒナNO.2も親に催促されて落下後、
1羽残されたヒナNO.3。
やはり個体差というのか、こいつが一番勇気がないようで、
落ちるまでにしばらく時間がかかる。
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ブルブル震えているように見える。
親はそばの街路樹の枝からいつもとは違う声で鳴いている。
やっとヒナNO.3も落下。

いったい鳥がどうやって飛ぶ事を教えるのかとても不思議だったが、
見ているとだんだん何をしようとしているのか判る。
鳥って思っていた以上に賢い。

角にハマってしまったヒナを外におびき出そうとするメス。
天井に留まっている。
ここまでメスが来るのにもだいぶ時間がかかった。
最初は木の枝から、明らかに自分の姿が見えないところから
声だけで呼ぶ。
それでもヒナ達がどうにもできないと判ってから、
もっと下に降りて来た。
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メスは鳴きながら上の枝と下を行ったり来ししてヒナを誘導する。

昼になってカフェの従業員やお客もヒナがいる事に気がつく。
たむろしているアラブ人が犬に見つかったヒナを捕まえて
そばのアパートのベランダに投げ込む。
自力では高く飛ぶ事はできなくても、ふわっと投げられればなんとか飛べる。

他のヒナが犬に見つかってしまった時、
メスが大きな犬を威嚇したのには驚いた。
オスもそばにいたが、メスの方が度胸がいい。

3羽いたヒナはその夜のうちに1羽行方不明。
かなしいけど、その為に3つ卵生んだのだから。

翌日の朝、起きてすぐにヒナを探す。
2羽は地面をぴょんぴょん歩いている。
1羽は依然として不明。
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3羽ともそばのベランダの手摺に留まったまま動けない。
親が餌を加えて木の枝とベランダを往復。
どうやら餌はおびき寄せるためだけで、食べさせてはいないようだ。
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左にも1羽かたまっているのが見える。

人間も子供に話しかけたり、おもちゃやお菓子でおびき寄せる。
まったく同じ方法でやっているを間近で見る事ができて驚き。
そして、近所の人たちがみんなヒナの事を気にして、守っている事が面白い。
特にその辺でおしゃべりしている強面のアラブ人が以外にやさしい。
そういえば、奴らは子煩悩みたいだし。
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Commented by ruggine at 2012-05-02 05:05
飛行というよりは落下なのね。(笑)
鳥の世界も母は強し!!なんですねぇ。
それをずっと観察されていたpatronistaTさんも素晴らしいです。
Commented by patronistaT at 2012-05-02 16:58
飛ぶかと思ったら、鳥と言えども最初は落下でした。そうですよね。
おとといも見かけたのですが、まだ上手に飛べないみたい。
ちゃんと練習しないと渡り鳥になれないし。
気にしていたせいで、仕事の手が遅かったです・・・。
by patronistaT | 2012-05-01 23:08 | 日記 | Trackback | Comments(2)