紺屋の白袴/Casa del herrero ・・・

紺屋の白袴(こうやのしろばかま)
意 味:
 紺屋が、自分は染めていない白袴をはいていること。
他人のことで忙しく、自分のことには手が回らないことのたとえ。
また、いつでもできると思い、何もしないで終わることのたとえ。

類義語: 
医者の不養生/大工の掘っ建て/髪結の乱れ髪

90半ばになる祖母は結婚、出産後、東京へ出て新宿にある服飾専門学校で勉強した。
その後、故郷へ戻り専門学校の分校を始めた。
その頃の事は私は知らないが、覚えているのは自宅に数名の縫子の若い女性と
廊下にたくさんのボディがあった。
私の父と母は東京で仕事をしていたので、祖母と縫子さん達に育てられた私は、
廊下にあるボディに「父上さま〜、母上さま〜」とふざけて抱きついたのを覚えている。
たぶん3歳ぐらいだった。
それから、私が就職してからもずっと聞かされていた言葉が
「紺屋の白袴」

「大工の掘っ建て」はすごいな、どんな掘建て小屋。
我が家は今でも「大工の掘っ建て」状態である。
2週間ぐらい前から独身最後のパーティー用の衣装、
インテリア用品制作等ちびちびと小さな仕事がはいったので、
この際ついでにやらないとまた来年までしまいっぱなしになってしまうと思い、
去年の夏に縫いかけになっていた相方の短パンを完成させた。
自分の夏物のワンピースの型紙制作。
頭の中ではもうかなりの服が出来上がっているのだが、
自分の事となるとボタン付けすらほったらかしなのだ。
ついでに構想数年になる自宅用クッションカバーも作った。
棒針編みのブランケットが好きで、ボロボロなのを捨てずにとっておいた。
かぎ針は進むのが早いが棒針はとても時間がかかる。
クッションの裏にはこれまた穴があいて使えないリネンシーツ。
我が家には新品という物がないのかい。
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「紺屋の・・」のことわざをバッグを作っているエバとトッポに話したら、
やはり同じように自分たちの事は後回しになりがちだそうだ。
二人の使っているバッグはいつもプロトタイプだし。
いつか家に遊びに行ったとき、テーブルクロスの周囲の縫い代は
アイロンで折っただけで「縫う暇がなくって〜」
そんなものなのだ。
そしてこんなスペインのことわざを教えてくれた。
En casa del herrero, cuchara de palo
鍛冶屋の家のスプーンは木でできてる。

この冬来ていたコートのボタンが取れたままだった・・・。
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by patronistaT | 2012-04-12 01:10 | 日記 | Comments(0)