一時帰国で気づいた事。

9月は丸々日本にいた。
2年ぶりの日本でしかも数年ぶりの「日本の夏」
蝉の鳴き声が聞きたいと思った。
蚊取り線香の匂いも。
  でも、、、

ー数年ぶりの日本の夏は暑すぎた。
   朝7時でもう太陽がギンギンだし、セミの鳴き声も激しすぎる。
   スペインの朝8時はそんなに明るくない。
          (冬は薄暗いのでさびしくて嫌だけど。)
   ギラギラの太陽のせいで、ゴミ収集車が来る8時半までに
   徒歩3分の場所まで捨てに行くだけで消耗する。
   私たちにとってサマータイムで1時間調節どころではない。
   3時間ぐらい前倒ししたぐらい。
   1ヶ月の滞在でたぶん4キロ痩せた。

ーゴミ収集
   会社に勤めていた頃、ゴミを捨てる時間がなかった事がある。
   夜中1時2時3時4時まで残業して、翌日10時の出勤に間に合うようにすると、
   どうしても朝7〜8時のゴミ集荷には出せないのだ。(寝る時間がない)
   しかも、自治体によって集荷方法、分別方法が違うし。
   市民にたより過ぎな気がする。 (ゴミ分別きちんとやってます)
   と、同じような事を感じていた人のブログを見つけたので貼っておく。
ゴミ出し事情、フランスと日本
    

ー電車が清潔!
   バルセロナの地下鉄は今まで行った、パリ、ベルリン、
   ブリュッセルのどこよりもゴミもいたずら書きも少なくて明るい方だと思う。
   でもさらに清潔なのは東京。
   電車に落書きがないは当たり前。線路にゴミがない。
   九州まで繋がった最新の新幹線を見て感動。
   新幹線の乗務員の丁寧さと快適さにも感動。
   でも、広告が多い。さすが経済国家。
   乗車中に吊り広告を眺めて今の日本を知る。

ースペイン人はうるさい、日本人は静か。でも日本の機械がうるさい。
   スペイン人は何をそんなに話す事があるかと思うぐらい老若男女おしゃべりで、声が大きい。
   日本はスーパーや町中の店の宣伝の音がうるさい。
   さすが経済国家。

ー物であふれている。改めて実感。
   こっちのスーパーは月曜の午前中はまだ納品されてなくて、陳列棚がガラ空き。
   土曜の午後も商品が少ない。まるで東欧。
   日本のスーパーはきっちり商品をそろえてからお客様を出迎えるので、
   よっぽどの事がないと、スカスカなんてあり得ない。
   震災後、省エネの為照明を落としていると聞いていたので、
   スーパーはどんな風かなと、行ってみると。
   ビール、缶酎ハイ等の冷蔵棚は蛍光灯がついているので、
   薄暗い店内でもまるで水族館のように浮き上がってみえる。
   これは、売り上げに効果的ではないかと思ったけど、どうでしょう。
   しかも万里の長城ぐらい商品が遠くの方まで並んでいる。
   相方はお惣菜売り場で立ち尽くし、
   あまりの物の多さに、2人してワハハ〜と笑ってしまった。

ー若い女性がキラキラキラキラししてる。
   これは、趣味の問題。
   自分は若いときからそういったタイプではない。
   80年代ぐらいに香港のアイドルの写真を見た時に、
   メイクやドレスが過剰にフリフリ、キラキラしているのを見て、
   ファッション後進国と感じたけど、その事を思い出す。
   髪の色や目の色、大きさを変えて、欧米に近寄っているように見えるが、
   私にはとてもアジアに見える。
   でも、これは「欧米化」ではなくて日本のファッションの特徴なんだと思う。
   改めて興味深く思う。

ーなんでも種類が豊富。
   スペイン人によく話すのが
   「大きな酒造メーカーが4社ほどあって、季節ごとに限定のビールが日本中で発売される」
   たぶん外人にはこの事が理解できないだろう。
   サイズ、販売時期やパッケージデザインなども変えて消費を促す。
   このぐらいしないと経済は発展しないって説明する。


日本の消費社会を思う時にいつも思い出す映画がある。
開高健原作、増村保造監督の1958年の映画「巨人と玩具」

日本とスペイン、どっちがいいかってことではない。
昭和な人間な私は、もうこの辺でいいかもって思う。
でも、パソコンだけは手放せない。
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Commented by mchouette at 2011-10-25 14:43
この9月にまるまる日本とは!しかも2年ぶり。かなり強烈でしたでしょう(笑)。でも昨年の方がさらに猛暑だったような。とにかく湿度の高さには毎年参ります。
2年ぶりの日本の印象。日本に住んでる私ですら同感同感の昨今の日本事情。お互い昭和な人間ですね~。
次々と新製品が出てきて、次々と買い換えて…でないと企業は儲からないのだけれど、それに踊っている私たち消費者も、これでいいのかしら?ってちょっと恐怖。東北震災以降、反原発と言いながらもテレビのCMや新築マンションではオール電化を高々と宣伝しているし…なんか変だな、この頃の日本は?って思う。
Commented by mchouette at 2011-10-25 14:47
続いていいでしょうか?
消費が増えればゴミも増えるし、デパ地下食品でさらにゴミが増えるし…通勤電車の中で、妊婦さんを示すバッジをつけていても、知らん顔して座っているし…電車の中で平気で化粧を始めるし…他人の事情などお構いなしの光景をあちこちで見かけるたびに、これでいいのかしらって昭和な私はため息出てしまう。
スペインの若者たちはどうなのかしら?
Commented by patronistaT at 2011-10-26 02:05
mchouetteさん こんにちは。
「湿度があるけど、何十年も暮らしてきたんだから」
と、思っていましたが人間、楽なほうに慣れてしまうんです。
  自分ではある程度の不便を楽しむ事ができると思っています。
文句があるからいろんな商品が改善されるのですが、日々の生活で文句ばかり言っていても時間がもったいない。昔から、使いもしない暖かく水の出る便座、いちいち開くドア、話す機械は無くてもいいと思っていたので、(必要な人たちが使えばいいのです)これが無いだけでどれだけ省エネと人のコミュニケーションができるかと、考えていました。
日本はエネルギーの方が人力のより安価だって考えがあるんでしょう。
Commented by patronistaT at 2011-10-26 02:09
スペイン人はかなりのおせっかいな人たちです。
だから席を譲り合ったり、階段でベビーカーを上げるのを手伝ったり、
中にはそうやって泥棒の機会を狙っている奴もいるでしょうが。
たぶん日本人は他人からどう見られるかを気にしているので、
譲るその一歩、話しかけるきっかけができないんでしょう。
こっちの人たちは知らない人にでも話かけますよ。
地下鉄が事故で止まってしまっても、あ〜だのこ〜だのと見知らぬ同士が話し始めます。
こういうのってストレス解消になるでしょ、困った時に誰かに声かけてもらえるって。
Commented by efendi at 2011-10-26 16:40
トルコ人も似たような国民性を持ってますね、コミュニケーションのとり方が日本人よりも熱いです。時々ヤケドしそうな相手にも遭遇しますがそこはご愛嬌。
日本の豊かさは物に集中してますね、今年の帰省で感じたことですけど、豊かさ=マテリアル、というのはなんとも便利なようで味気ないな、と。
若い女性のキラキラ、東京闊歩でドン引きした私ですが、先回私のところで遊びに来た東京の友人は「なんでみんな黒系の服ばっか着てんの?」と言ってました。あぁ、気がつけばそうかもね、と(笑 
しかし、1ヶ月の滞在で痩せたって、、、暑さでも痩せられなかった今回の私の帰省はひとえに母親の異常なまでの「太らせたい願望」の賜物、です(困
Commented by patronistaT at 2011-10-26 20:34
efendiさん 昨日、google mapで地震の場所を調べました。
全く違う方向でしたね。今日のこちらのニュース1面は救出された乳児の写真。よかったです。
日本人もラテン、アラベほどではないですがほんとは熱いんだと思います。でも声をかけて迷惑そうにされたらどうしようとか考え過ぎなんだと思うけど、どうでしょう。そちらではみんな黒っぽい服なんですか?
宗教上の理由?最近はこちらでも制約のなかで目一杯おしゃれをしているアラベ女性みかけます。
by patronistaT | 2011-10-24 23:13 | 日記 | Trackback | Comments(6)