2009年 05月 16日
やすらかな眠りの場所 MUNIESA
墓地です
なぜだか墓地は落ち着けるのです。
「墓のうらに廻る」尾崎放哉
と、言ってもこちらの墓には廻ってみる裏が無い。
表に無くなった方について記載されている。
1944年に72歳でなくなったようだ。
長生きしたね、スペイン人は世界でも長寿のほうらしい。
命日が偶然にも私の母の誕生日だ。
(母はまだ健在です)
こちらは集合墓地
花が鮮やか
造花だからね
しおれてきたない姿を晒す事もない。
私の家族は父を早く亡くしているので、墓参りを1年に数回は行うが、
スペイン人の友人たちは墓参りを1年に1回もしないらしい。
(セマナサンタの時には墓参りの様子のニュースも流れるが)
こういった集合墓地も賃貸だったりして、
賃貸料を支払っていない墓地には
正面に督促の赤紙が貼られていたりする。
日本人的にはなんだかバチが当たりそうな様子だが、
そんな風に考える日本人だから、
足元を見る訳のわからない宗教や商売があったりするのかな?とも思う。
墓に督促状を貼られるぐらいなら
ウソのお祓いとかに引っかからないだろう。
まあ、ここは過疎の村なので、墓の数も増える事もないし
墓地が不足することもない。
みなさんすごく安らかに休んでいることでしょう。